大切な記念日を忘れないように管理・通知してくれるリマインダーソフト。誕生日等の記念日を設定するだけで、毎年繰り返されるイベントを自動的に作成し、日にちが近付くとデスクトップにポップアップで通知してくれる。
インストール後にソフトを起動すると、最初に「ワンポイントコメント」と「直近のイベント」がポップアップ表示される。「ワンポイントコメント」は毎起動時に記念日に関連する豆知識を、「直近のイベント」は日付が近いイベントを教えてくれる。これらの表示の有無は設定から変更できるので、不要であれば非表示にできる。
起動時のメインウィンドウには、画面上部に「記念日カレンダー」「記念日登録」「記念日一覧」「各種設定」の4つのメニューが並び、その下に「記念日カレンダー」の画面が表示されている。右上にある「本月のデータを表示する」をクリックすれば、現在表示されているカレンダー内の予定を一覧表示できる。
記念日を登録する為にはメニューの「記念日登録」をクリックし、Excelのような入力エリアの空白セル部分に1件ずつ登録していく。やや癖のある入力方法なので、初めは少し戸惑うかもしれないが、慣れればすぐに気にならなくなるだろう。予定の繰り返し頻度は「単独」と「毎年」の何れかを選択できる。
「記念日一覧」の画面では、登録した記念日が纏めて閲覧できる。日付や指名で並び替えできる為、次に来るのはどんな記念日か、すぐに確認できて分かりやすい。
基本的な使い方は、メニューの「記念日登録」から誕生日、結婚記念日、命日等を入力するだけで良い。デフォルトの記念日区分として「誕生日」、「結婚」、「逝去」の3種類がセットされているので、ひとまず家族や友人の記念日を思いつく限り登録してみると良いだろう。
一度登録してしまえば、後はソフトが毎年繰り返される記念日を自動計算し、記念日が近付くとポップアップで知らせてくれる。メニューの「各種設定」から顔写真を登録しておけば、ポップアップ時に名前と顔写真と一緒に通知される為、誰の記念日なのかが一目で分かるようになるだろう。
登録した記念日はExcel用のファイルとして出力できる為、バックアップを保存しておけば、万が一パソコンが故障した場合でも安心だ。
メイン画面はカレンダーが大きく表示され、登録した予定がひと目で分かる
ソフト起動時に表示されるワンポイントコメントでは、お祝いの意味や記念日に関する豆知識を解説してくれる