懸賞の宛先や応募内容を登録するだけで自動的にハガキ印刷用のレイアウトを出力し、更に応募締切日や当選日のスケジュールを管理する事で懸賞応募が素早く効率的にできるようにしてくれるユーティリティソフト。
本ソフトは、懸賞の応募をパソコンやスマートフォンで行なう事が多くなった昨今、ハガキからの応募数は相対的に少なくなっている為、ハガキでの懸賞応募にフォーカスする事で当選確率を上げる事ができるだろう、というコンセプトで開発されたとの事。
ソフト起動時に立ち上がるメインの「懸賞情報」画面は、左右に分かれており、左側に宛先や応募内容の入力フィールド、右側にはハガキの印刷レイアウトが表示されている。初回起動時はサンプルの情報がセットされている為、入力した内容がハガキにどのように反映されるのか一目で分かる。
ソフトのインストールが完了したら、まず初めにやる事は、これから応募したい懸賞やこれまでに応募した懸賞の情報を入力する事だ。主な項目は、懸賞の宛先、景品の種類、応募締切日、当選発表日等。これらを入力する事で、ハガキの宛先を簡単に印刷できるようになり、応募締切日には自動的にポップアップ通知を出してハガキの出し忘れを防いでくれる。また、応募履歴を一覧表示して、当選履歴や当選確率を確認する事もできる。応募者名は一度登録しておけば後からすぐに呼び出せるので、入力作業自体はそれほど手間ではないだろう。
「懸賞応募」の画面では、懸賞に応募する際にハガキに添えるコメントのテンプレートが豊富に用意されている。テンプレートはイベントチケット用や映画試写会用等、懸賞の種類別に分けられているので、目的のものがすぐに見つけられる。また、プリインストールされている物だけではなく、自分で好きな文面を作成して登録する事も可能だ。
懸賞の主催側からすれば、コメントを何も書かずにプレゼント欲しさで応募する人よりも、自社の製品をまわりに広めてくれそうな人に当選させたいと思うのは当然の事なので、気の利いたコメントを書けるかどうかは当選確率に大きく影響すると言って良いだろう。
また、「懸賞当選のコツ」では、懸賞に当選する為のポイントがチェックできるようになっている為、応募の前にこれらの項目を確認すれば、より一層「担当者が当選させたくなる」ようなハガキが書けるようになる筈だろう。
メイン画面では、左に懸賞情報の入力エリア、右にハガキの印刷レイアウトが表示される。
ジャンル別のコメントテンプレートを使えば、応募時の一言メッセージ等がすぐに書ける。