「ESET インターネット セキュリティ」は、家族や友人のデバイスをまとめて保護するのに適した、マルチユーザ対応のセキュリティ対策ソフト。パソコンやモバイル機器をウイルス、不正アクセス、有害サイト、フィッシング詐欺などから守ってくれる。
Windows/Mac/Androidから自由に選んで利用する事が可能。
以前は利用台数によって「ESET ファミリー セキュリティ」や「ESET パーソナル セキュリティ」といった風に商品の名称が異なっていたが、今回から「ESET インターネット セキュリティ」に統一された。
最新版では、不適切なWebコンテンツの閲覧を制限する「Webガード」、利用可能なアプリを制限する「アプリガード」、子供の位置情報を取得して表示する「子供の所在確認」機能をそれぞれ使用できる新たなAndroid版「ESET Parental Control」が利用可能となった。
尚、本レビューではWindows版を中心に機能の紹介を行なっていく。
「ESET インターネット セキュリティ」は、新種ウイルスなどの脅威をさまざまなアプローチでブロックする「多層防御」が最大の特徴。マルウェアの特徴で検出する「ヒューリスティック技術」を中心に、ダウンロード処理の不整合をチェックして、攻撃をブロックする「エクスプロイトブロック」、高いレベルのプログラミング限度で記述された悪意のあるコードを検出する「アドバンスドヒューリスティック/DNA署名」、ボットなどによる外部との通信を検出する「ボットネット保護」等、幾層ものチェック機能でマルウェアによる被害を防ぐ。
動作は軽快。待機時だけでなく、スキャン実行時もわずかなメモリで動作する。パソコンで行っている作業に負担をかけない。
保護機能は、
- マルウェアの検出・削除、アプリケーションの望ましくない動作の検出・防止などを行う「コンピュータ保護」
- Webアクセスや電子メール経由での脅威、フィッシング対策などに対応した「インターネット保護」
- ファイアウォールによるフィルタリングやボットネット通信の検出・遮断などを行う「ネットワーク保護」
- インターネットバンキング保護、ペアレンタルコントロール、アンチセフトを利用できる「セキュリティツール」
の4つに大きく分類され、必要に応じて個々の機能の有効/無効を切り替える事ができる。