ソフトを開発しようと思った動機、背景
「撮影したデジタルフォトをいかに保存するか」には、いまだに頭を悩ませます。膨大なディスク容量が必要になるからです。多くの方は「カメラが対応する最大サイズで撮影したい」でしょうが、ネットにアップロードする際にはいずれにせよ、小さくリサイズする必要があります。このソフトはもともと、簡単に写真のリサイズを行いたかった自分自身のために開発しました。私は、撮影した写真はすぐに“適切な”サイズにして保存しておきたいのです。ソフトは多くの方に使っていただけるようになりましたが、ユーザによっては、さまざまな使い方があることに驚かされます。「Webサイトに写真をアップロードする際に、自動的にリサイズするのに使っている」とのフィードバックがあったときには、「Dropresize」がみなさんのお役に立てていると、うれしく思いました。
開発中に苦労した点
まず、コンパクトさを維持しながら機能性も持たせることに苦労しました。多くの方が簡単に使えるプログラムを提供することが私の目標ですが、コーディングはより難しいものになります。
もうひとつ「ソフトにどの機能を搭載するか」を決めることにも苦労しています。さまざまなユーザから「Dropresize」に対するリクエストをいただきます。どれもソフトを“改善”するものですが、中には搭載すべきかどうかを悩むものもあります。機能的には大きな意味があっても、「Dropresize」の操作性に影響を与える可能性があるからです。
ユーザにお勧めする使い方
「スタートアップ」に登録して使ってください。バックグラウンドで静かに常駐し、スタンバイしています。そして、ソーシャルメディアへ写真を投稿する際に利用するフォルダを「Dropresize」で設定してください。画質を維持したまま、簡単に写真をリサイズでき、手間を省くことができます。もうひとつ、大事なファイルや写真は「Dropresize」でリサイズする前に、バックアップを取るようにしてください。
今後のバージョンアップ予定
「Dropresize」の開発が停滞して数年が経ちますが、将来的には「Dropresize」をタブレットやスマートフォンでも使えるようにすることが目標です。多くの方がお手持ちのデバイスでたくさんの写真を気軽に楽しめることに貢献できれば幸いです。
(Jay Robledo)