その場限り、一度だけの設定ではなく、さまざまな設定を登録しておいて、使い分けられるのが便利。カウントダウンが終了し、アラームをOFFにしても設定が消えるわけではなく、そのまま残っているので、もう一度ONにするだけで、簡単に再利用できる。しかも日時設定でのカウント(カウントする日時)では繰り返し設定が使えるので、再度ONにする手間も不要だ。設定できるタイマー数には制限がなく、もちろん複数の設定を同時に実行できるから、毎正時の時報や日課の通知をはじめ、月例行事や年中行事、誕生日などを通知するリマインダ的な使い方も可能。「カウントダウン」の場合は固定ウィンドウからの開始/停止も可能で、急にタイマーを使いたくなってもとっさに対応できるし、フルスクリーン表示の場合は、例えば「講演中のプレゼンターに向けて時間を表示する」といった使い方もできそうだ。
「Free Countdown Timer」では、ウィンドウの「閉じる」ボタンを使用した場合は常駐モードとなり、「ファイル」-「終了」またはタスクトレイメニューで「終了」を実行すると完全に終了となる。プログラムを完全終了した場合もタイマーは有効(そうでないと日時指定の意味がない)なので、カウントダウン実行中のまま終了すると、次に起動したときにそのままタイマーが開始される。うっかりしているといきなりアラームが鳴り響いたりするので注意しよう。
(福住 護)