最新版の「WinDVD Pro 12」だが、「前バージョンからのAV業界の変化をきっちり取り込んで機能強化が図られた」という印象だ。前バージョンでは、3D機能がバージョンアップの目玉だったが、今回は普及をはじめた4K再生への対応が目玉。最高で240fpsという、非常に高いフレームレートも、倍速や4倍速といった高いリフレッシュレートまで対応するディスプレイやテレビの登場があってのことだ。
3D機能は、実際には市販のAV機器ではほとんど流行しないまま、ほぼ終焉を迎えることになった。しかし、既存の機器への付加機能や付加ハードウェアが必要となる3Dとは異なり、4K表示は単純に解像度アップにすぎない。過去の例などを考えても、少なくともパソコンディスプレイの分野では、オーバーHDである4K解像度の製品は、今後普及することは確実。となれば、「WinDVD」が今回のバージョンで4K動画の再生に対応したのもまた必然といえる。
外出のできない時には、自宅での生活をより高い水準に持っていくべきだと筆者が考える。
自宅での動画鑑賞に「WinDVD Pro 12」を利用してもらえれば、今までの動画鑑賞を数段グレードアップしてくれるに違いない。
是非とも利用してほしい。