マウスだけで遊べる、爽快なミニアクションゲーム集。棒人間を高速で移動させ、強烈な一撃で敵を仕留めよう。二人のキャラから一人を選んでミニゲームに挑戦
「サクラぶれいど」は、マウスで棒人間を操作して敵と戦う、スピード感抜群のミニアクションゲーム集。大きく分けて「物語編」「試技編」の二つで構成されており、「物語編」では第一章から順にプレイして、物語を進めてゆく。全三十五章が用意され(Ver.1.14.0)、“シリアス”と“お気楽”の二つの物語を楽しめる。「試技編」は、物語とは関係のないチャレンジステージ。
ゲームの内容はステージ制のアクションゲーム。全三十五章が一貫したストーリーを背景に展開されるが、オープニング画面で好きなステージを選び、ランダムにプレイすることもできる。1章(ステージ)は1分程度でプレイすることが可能。
主人公は、シリアスな女性キャラ「美影(みかげ)」と、ひたすらお気楽な男性キャラ「江都主水(えどもんど)」の二人。どちらかを選んでゲームに挑む(使用キャラは設定画面で切り替えられる)。「美影」は、邪を清め祓う秘剣「桜花(おうか)の剣」の剣技を人知れず受け継いできた一族の生き残り。奇襲によって一族を滅ぼした「魔の者」たちとの戦いに悲壮な決意で挑む。「江都主水」は、「我こそは世界一でごわす」が口癖のお気楽な流れ者。「強き者が上に立つ」「売られた喧嘩は買う」の精神で敵と戦う。タメの際「ヨホォー」という掛け声を上げるのも特徴。
敵や状況に応じて秘剣を使い分け、戦闘を有利に進めよう
操作はマウスのみ、またはマウスとキーボードを併用して行う。移動と攻撃は画面内の左クリック。画面内の青い炎以外の場所をクリックすると、自キャラの人影がそこまで移動する。魔の者の弱点=青い炎をクリックした場合は敵を攻撃し、ダメージを与える。攻撃は剣技で行い、(基本的に)青い炎の位置まで移動するが、遠距離攻撃の場合は移動しない。
通常攻撃のほか、右クリックでタメることにより、強き秘剣を繰り出すことも可能。タメが行えるときはその最大回数が、画面右上に白抜きの刀マークで表示される。刀マークはステージ開始時点ではひとつだけだが、巻物の形をした「剣術の書」に触れることで最大五つまで増やすことができる。
タメ1回では攻撃力がアップする「轟」、タメ2回では刀を飛ばす遠距離攻撃「撃」が発動する。タメ3回では幻を二つ出して分身し、敵に与えるダメージがアップする秘剣「幻」が発動。タメ4回では「閃」という秘剣を発動できるようになる。「閃」は、左クリックしたポイントまで自キャラが一直線に高速移動し、その間にある敵の体や攻撃をすべて貫通して、しかも自分はダメージを受けないという強力な技。ただし、発動するとライフをひとつ消費する。タメ5回で発動するのは、ライフを二つ消費してコンボが発生する「絶」。
赤い炎に触れるとダメージを受けるので、回避しながら攻撃を繰り出そう
タメは、青い炎をクリックして秘剣を発動するか、自キャラがダメージを受けると一気に空っぽになる。再度タメるにはタメたい数だけ右クリックを繰り返す必要がある。ただし、ステージが進むと「剣の印」が出現するようになり、触れると一度のタメで力を最大までタメられるようになる。このときタメ回数の少ない秘剣を繰り出したい場合は、中クリックまたは【X】キーでタメを一段階ずつ減らせばよい。
敵の体には触れても大丈夫だが、画面上の赤い炎に触れるとダメージを受ける。赤い炎は敵の体の一部だったり、敵が飛ばしてきたりする。
自キャラの命(ライフ)は画面右上に表示された五つのゲージで表され、0になるとゲームオーバー。ゲージは桜の花の形をした「一族の印」に触れると、一つずつ回復させることができる。
物語は、第一章から第十二章までが「帰郷編」、第十三章から第二十三章までが「流浪編」、第二十四章から第三十五章までが「魔境編」の全35ステージ構成(Ver.1.14.0)。そのほか、物語とは無関係で「試技編」と呼ばれる、計七面のチャレンジステージが用意されている。