地方区分別のメニューに登録されている局数をカウントしてみると、北海道12、東北25、関東22、東海8、北信越7、近畿23、中国・四国5、九州・沖縄19となり、各地のローカル色あふれる番組、地方でしか聴けないレアなプログラムを手軽に楽しめる。さらに、NHKの中波やFM、radikoにも対応しているので、いちいちWebブラウザでアクセスする手間が省けるのも魅力だ。

地域別のメニューと、NHKやradikoとが分けられているのはネットラジオに不慣れな方にとってはちょっとわかりづらいかもしれない（東京のラジオ局だと思って、TBSやニッポン放送、文化放送などをメニューの「関東」で探しても出てこない）が、使い方自体は簡単なので、すぐに慣れるはずだ。

メモリ用のボタンは地域FM用5個とradiko用3個のそれぞれに登録用と呼び出し用がある。末尾に「w」がついているのが登録用で、ないのが呼び出し用。先頭に小文字の「r」がついているのがradiko用となっている。全体的にシンプルで使いやすいソフトだが、「唯一、メモリボタンがもう少しわかりやすければ」というのが筆者の感想だ。