ソフトを開発しようと思った動機、背景
もともと精神世界のお話を作りたいと考えており、構想もできていたのですが、なかなかよい背景素材もなく、制作できずじまいでした。あるときイタリアを旅行した際、ところどころその精神世界のお話にピッタリなシーンを見つけて、「日本に帰ったら、制作を開始しよう」と思ったのがきっかけです。開発中に苦労した点
死生観を前面に出したストーリーなのでデリケートなシーンが多く、読み手がうんざりしないよう、説教臭過ぎないようにしました。かといって、語り過ぎなくて意味がわからない……なんてことのないようにもしたつもりです。一番苦労したのは、本編のオチの部分かもしれません。話の締めがまったく思いつかず、大変に苦悩した思い出があります。
ユーザにお勧めする使い方
ストーリーを追って読み進めていただくのもですが、余裕があればイタリアの美しい景色を楽しみながら読み進めていただけると、さらにうれしいです。
今後のバージョンアップ予定
今回、「天国の回廊」をレビューしていただけるということで、それに合わせてアップデートを行いました。アップデート内容は「おまけ」の少し追加、そして「その日の午後……」というストーリーを追加。ずっと追加しようかどうか迷っていたのですが、今回を機会に結局追加してしまいました。おまけストーリーは本編を遊んでいただくと解放されるので、よければそちらも遊んでやってくださいませ。
最後に……
生死を題材にしており、一部不快なところもあるかもしれませんが、深く考えず気楽にプレイしていただけると幸いです。
(オザキショウゴ)