作画の手を止めてグラフィックソフト上で一時的に反転してみるといった手間もなく、実際に描いているブラシの動きがそのまま反転表示され、チェックできる。

拡大・縮小も可能だが、拡大はいわゆるカーソル周辺の拡大表示とは意味が違うので気をつけよう。「反転なし」を選ぶこともできるので、使い方次第では、拡大で細部の描画を確認したり、逆に縮小で全体のバランスをとったりするのにも役立ちそうだ。

グラフィック系アプリケーションとはちょっと違った使い方として、Webカメラと併用したり、録画済みの動画を反転表示させたりして、スポーツのフォームチェックやダンスの練習などにも役立てることができるかもしれない。ふだん見逃している何気ない癖などを見抜けば、パフォーマンスの向上につながる可能性もあるので、一度試してみるとおもしろいのではないだろうか。