作成方法は簡単。認印や角印などの決められたフォームに自分の名前や部署名、社名などのテキストを入力するだけでよい。データネーム印を作成する場合は、「今日の日付にする」ボタンをクリックするだけで、日付を自動で入力してくれる（日付の書式指定は不要）。日付は印影の上段、中段、下段のどこにでも配置できるし、また逆に日付指定を解除すれば、任意の文字だけを入力した三段組みのハンコも作れる。

作成した印鑑の使い方も簡単で、メイン画面に並ぶ印章をクリックで選択したら、「クリップボードへコピー」ボタンをクリックし、あとは目的のアプリケーションにペーストするか、アプリケーションに直接ドラッグ＆ドロップすればよい。さらに、静止画ファイルで出力しておけば、「パパッと電子印鑑」がインストールされていないパソコンでも捺印だけは行える。

さらに、印章作成に適したフォント5種類が付属しているので、「フォントが不釣合いで、どうにも印鑑らしく見えない」といったもどかしさを感じずにすむのも特筆すべきポイント。ビジネスグラフィックソフトなどでも印章っぽいシンボルを作るのは簡単だろうが、このフォントの存在こそが決定的な差をつける最大のメリットかもしれない。