どのトレーニングも表示時間が短くて集中力が要求され、数字を入力したり、カーソルキーを入力したりと、アクティブな解答が求められる。「用意された選択肢を適当に選んで、トレーニングを進める」といったことができない仕様になっている。各トレーニングはフルスクリーンで実行されるので、スクリーン全体を見渡す視野の広さも求められる。数字や球体が縦横無尽に動き回るトレーニングでは、集中力、記憶力、瞬発力、計算力なども必要になる。
用意された16種類のトレーニングによって「本当に眼や脳が鍛えられるのか」というと、さまざまな意見があるだろうが、筆者は「眼や脳を回転させている感覚」を味わうことはできた。
オンラインランキングに対応しているので、よいスコアが出たら、自分のレベルが「動体視力UP APEX」ユーザの中でどの程度なのかを知るのも楽しいだろう。
意外だったが、疲れているときにトレーニングを行うと、頭がスッキリする感覚も味わえた。さまざまなトレーニングが用意されているので、まずは試しに、いくつか実行してみてはいかがだろうか。
(川越 裕之)