申告書類そのままの様式でデザインされたフォームに直接入力できるのはとてもわかりやすい。今年はじめて申告を行う人はソフトの使い方そのもので迷わずにすむし、記述の内容や計算の方法で悩んだ場合は、各項目のヘルプが大きな助けになる。

「節税チェッカー」で必要な項目を登録しておくと、申告書類の入力フィールド脇に「※」マークがついて教えてくれ、さらに画面を閉じるときに警告してくれる。申告に不慣れな人はぜひ活用したい。

前年度のデータがある人なら、取り込みを行うことで基本情報の入力を省いたり、減価償却費のデータを引き継いだりでき、さらに便利になる。長年同じ基本スタイルが守られているので、使い方が変わって戸惑うということもない。

書類作成に費やす時間をなるべく減らして、スマートに申告を済ませたい方には心強い味方だ。