「テキスプローラー」は、「エクスプローラ」と同様の操作感を持つ、使いやすいテキストビューアだ。フォルダにあるファイルがリスト表示される段階でテキストファイルだけに絞り込めるので探しやすく、テキストの色分けやHTMLプレビュー、さらにCSVのスプレッドシート表示ができるので、ファイル内容の確認が非常にしやすいのが大きな特徴だ。と同時に、ファイルを開いたり、リネームや削除などのファイル操作をしたりといった機能も備えているので、ファイル管理ソフトとして使うこともできる。このあたりも「テキスプローラー」の由縁だろう。ただ、ファイルの移動やコピーに関してはドラッグ&ドロップでは実行できず、元フォルダでファイルを「切り取り」「コピー」したあとに、移動/コピー先フォルダで「貼り付け」操作をしなければならず、やや面倒くさいといえば面倒くさい。
しかし、とにかくビューアとしての使いやすさ、見やすさは特筆すべきレベル。特にHTMLやプログラムのソースコードを多く扱っている人にはお勧めしたいソフトだ。
(土屋 佳彦)