画像の修復に特化したレタッチソフト。修復といっても特別な知識は必要としない。難しいことを考えずに、修復後のプレビューを確認しながら、設定エリアにあるスライドバーを動かしてみればよい。非常に簡単に修復を行うことができる。ただ、エフェクトの名前がちょっとわかりにくいというところはあるかもしれない。ソフトの使用言語で日本語が選択できるのだが、エフェクト名の部分は英語のまま。しかもやや独特な表現をしているようだ。
が、まずは普通に「Basic parameters」で処理を試してみるのがよいだろう。画質低下の原因がノイズにある場合など、「Strength - Intensity」だけでもかなりの改善を図ることができる。それ以外のエフェクトについても、しばらくいじっているうちにわかってくるだろう。すでに書いたように、あまり難しく考える必要はない。
フリーソフト版の「DenoiseMyImage」には、起動時に一定時間、別ウィンドウで広告が表示され、広告表示が終わるまで使えないという制限がある。また、有償の「Professional」のみ有効で、フリーソフト版では使えない機能もあるので、そこは注意していただきたい。
(土屋 佳彦)