ソフトを開発しようと思った動機、背景
私が学生の頃の英語授業は構文や文法が中心でしたので、英文の構造的な理解は進んでいて、学校の定期テストではテスト範囲の英単語や英文を確認していれば高得点が取れていました。そのため、英語は得意科目だと思っていたのですが、大学受験では知らない単語が続出し、思ったほどの点数を取れずに残念な思いをしました。- 構造はわかるのに単語がわからない。
英会話や英文は全部を理解できなくてもポイントがわかれば、だいたい正しい解答ができると思います。そこで「ざっとでいいから、大量の英単語をすばやく暗記したい」──そう思って、このソフトを開発しました。
開発中に苦労した点
プログラミングよりもコントロールの配置に苦労しました。100単語覚えるなら100回以上、同じ動作を反復することになりますので、徐々に負担が大きくなっていきます。手の動きや目の動き、文字の位置や大きさなど、ユーザの負担を最小限にするための最適な配置はどのようにすればよいのか、何度も試行錯誤を重ね、使いやすい配置にたどり着くのに時間がかかりました。
文字が見やすく、操作も少ないので、暗記に集中しやすいソフトになっていると思います。
ユーザにお勧めする使い方
フラッシュ画面とデータベース画面を同時に表示して使うと、より効果的に覚えられると思います。発音機能や文字の同時表示なども暗記の助けになります。単語集の暗記を一周できるスピードが速い分、忘れやすいので、たまにざっと復習して記憶を定着させるとよいと思います。
また、単語を学習する方は、問題集の信頼性からいって、大手出版社の単語本を持っている方も多いと思います。ソフト付属の問題集は信頼性はかないませんが、だいたいの受験単語をカバーしておりますので、ソフトでおおまかに覚えたら、手持ちの単語本でどれだけ覚えているか確認してみるとよいと思います。
そして当然ですが、単語を覚えても単語だけでは英語力が身につきませんから、英語のテキストやWebサイトなどを使って、英語の実践学習に入っていってください。
今後のバージョンアップ予定
多言語表示対応(Unicode)、Mac・スマートホン(iOS、Android OS)に対応したいと思っています。※いつ頃になるか未定です。
また、お客さまの中には「ゲームソフトで出してほしい」というご要望もありますので、条件次第では交渉も検討します。
(プロジェクト島根)