ソフトを開発しようと思った動機、背景
開発の動機は、日記というメジャーなソフトでありながら、操作性において満足のゆくソフトがなかったことです。写真を追加するときは決まってファイルオープン。コンピュータにはせっかくドラッグ&ドロップというすぐれた機能があるのに、うまく活かせていないと感じていました。もうひとつの動機に、自分が思う最高のソフトを作ってみたいという思いがありました。Windowsだけでなく、Linuxでも動くソフトにしたい。世界中で使用されるソフトにしたい──そんな思いで開発をスタートしました。
試行錯誤の中での開発
いままでは日記ソフトの原型を作ること、ユーザインタフェースを熟慮し、使いやすいソフトを作ることを主眼に置いて開発してきました。開発環境の壁は苦労といえば苦労ですが、クリアする楽しみや新しい発見もまた多いものです。
現在、開発の主眼のひとつめはデータ数が増えた場合のレスポンス低下に対応することです。日記ですから、増える一方です。
二つめにユーザインタフェースの改良とソースコードの見直し、再配置と最適化です。ユーザインタフェースは実に奥が深いと感じています。同じように機能するソフトであっても、ユーザインタフェースのわずかな違いで、使いやすさが格段に向上します。また、ソースコードを見直すことは高速化、メンテナンス性向上と安定性に寄与し、思わぬバグを発見できたりもします。
三つめは追加機能をどこまで搭載するのかということです。健康記録や家計簿なども搭載するのであれば、中途半端なものは作りたくないですし、一方で増大するシステムサイズでレスポンスは落としたくないですし、悩ましいところです。
今後のバージョンアップ予定
日記の本体はほぼ完成形ですが、さらに完成度の高いソフトにするためにも、今後も定期的にバージョンアップを行ってゆきます。特に印刷の部分は気になるところでもあります。
国際化の部分についてもプログラムとしては完成しており、英語のみならず、ドイツ語、フランス語等でも利用できる状態にありますが、言語の翻訳一覧がない状態です。もし、ポーランド語やトルコ語等の日本語以外の言語で使用したいと思われる方で、翻訳を協力していただける方がいましたら、作者までご連絡ください。
(テトラ)