激しく熱い3分間の激戦を生き抜く、スコアアタック型のサバイバルシューティングゲーム。シンプルなゲームながら、おもしろさに引きずり込まれ、つい繰り返しプレイしてしまった。プレイ前は「なんだ、たったの3分か」と思ったのだが、実際にプレイして、敵の攻撃を必死に避け続けていると、これが実に長く感じる。「もうそろそろ終わりだろう」と残り時間を確認すると、まだ半分近く残っていて、何度も愕然とさせられた。
短時間で終わるサバイバル系のゲームは、ワンミスでゲームオーバーになってしまうことが多いが、「Project SEED」では残機制が採用されているおかげで、筆者の腕でもなんとか最後までプレイすることができた。
当たり判定が小さめで、敵弾をすり抜けやすいのもありがたい。ショットが前後に発射されるため、ショットキーを押し続けながら、敵弾をひたすら回避しているだけでも、それなりに敵を破壊できる。リプレイを再生できることも、やる気を起こさせてくれる。
ちょっとした手空きの時間などに気軽に楽しめる、スグレもののシューティングゲームだ。
(秋山 俊)