本ソフトを開発しようと思った動機、背景
当社では、電話帳データベースを活用した製品の提供をはじめ、データ復元ソフト「Dr.Recovery」シリーズを販売しております。「Dr.Recovery」シリーズは、消失したデータ自体の復元を目的としていますが、「復元」というテーマに着目すれば、データ以外にも元に戻したいものはあるはず。そこで注目したのが写真でした。現在はデジタルカメラ全盛の時代ですが、ひと昔前はフィルムで撮影をして現像するのが当たり前でした。子どものころの集合写真や、思い出がたくさんつまった懐かしい写真はお手元にたくさんあると思います。しかし、どんどん色あせてしまい、古くなってしまっている……。このような写真が元の状態に戻るのであれば、きっと大切な思い出も新鮮な状態でよみがえるはずです。
写真自体の復元サービスはもちろん写真屋でも行われています。しかし、その価格は決して安いものではありませんし、作業時間もかかります。補正作業はお店側に依頼しますので、結果に文句を言うこともできません。「お金や時間をかければ実現できるけれども、そこまでしなくてもいいかな……」。このような意見をお持ちの方は少なくないのではないでしょうか。
最近は、写真画像をフォトフレームで表示して楽しんだり、ホームページやblogで公開したりと、デジタルデータとして写真を扱うことが非常に多くなっています。お手持ちの写真もスキャナで読み取ってデジタル化すれば、以後の劣化を気にすることなく、半永久的に保管することができます。せっかくデジタル化するのであれば、色あせた写真や、逆光などで撮影に失敗してしまった画像をきれいに修正してから保存できれば最高です。
「復元」というテーマからスタートし、上記のようなシーンで活躍できる写真の色補正ソフトを提供できないだろうか、ということで生まれたのが「Dr.Photo Color Recovery(ドクターフォトカラーリカバリー)」です。
ユーザ様にお勧めする使い方
無料体験版をご用意しておりますので、ぜひご試用ください。画面上で色補正の状態を確認することができます(製品版では補正画像の保存が可能になります)。
「Dr.Photo Color Recovery」は、実は色補正以外にもさまざまなことができるソフトです。アルバム管理やスライドショウ作成、印刷機能も充実しています。とはいえ「Dr.Photo Color Recovery」のソフト名が示すように、写真の色を復元するという機能自体に期待をされるお客様が多いのではないかと思います。そこで、色補正の作業をスムーズに行っていただくために、写真の取り込みから色補正完了までの手順を記したマニュアルを作りました。本製品のダウンロードファイルの中に「ご利用ガイド(PDF)」が含まれております。ぜひ一度、ご覧になってください。
(日本ソフト販売(株))