「Photo Flash Maker Free」は、デジカメ写真などの画像を、簡単な操作でFlash動画にできるスライドショウ作成ソフト。画像切り替え（トランジション）時の効果（エフェクト）を適用したり、BGMやテキスト、イラストを付加したりして、見栄えのするスライドショウを手軽に作成できる。読み込める画像形式はJPEG/TIFF/BMP/PNG/GIF、音楽形式はMP3/WMA/WAV。CDから楽曲をインポートして利用することも可能。切り替え効果や画像枠のテーマ（テンプレート）は豊富に用意されている。作成したスライドショウをCD/DVDに書き込んだり、フリーアルバム共有サイト「Go2album.com」にアップロードして、共有したりもできる。

使い方は簡単。ウィザードにしたがって操作すればよい。ウィザードによる操作は、

1. 画像の追加
2. テーマ（テンプレート）の選択
3. 公開や共有の設定

• 画像（画像の選択や切り替え効果の指定）
• テーマ（テーマとBGM（音楽）の指定）
• 作成（ファイル名の指定や書き出し）

テーマは、オーソドックスなスライドショウの枠型「Common」や、フォトアルバム型の「サムネール」、さらには「Sports」「Holiday ＆ Vacation」「Business Presentation」など、7カテゴリーに分類された計100種類以上が用意されている。落ち葉や雪の結晶などの簡易アニメーションによる画像の飾り付け機能（約10種類）もある。

画像とテーマ（必要であれば画像の飾り付けも）を選択した時点で、すぐにファイル出力することも可能だが、画像を編集すれば、より豊かな表現のスライドショウに仕上げることができる。例えば、個別の画像を回転・反転させたり、切り替え効果や切り替え作用時間、表示持続時間を画像ごとに指定したりすることが可能。切り替え効果にはワイプ、フェード、ブラインド、モザイク、ストレッチなどがあり、動作方向や追加・変化色などのバリエーションを含めると、約70種類から選択・設定することが可能だ。

画像の任意位置にテキストまたはクリップ（イラスト）を挿入することもできる。テキストでは任意文字列のほか、ファイル名や拡張子、画像タイトルなどの情報を表示させることが可能。フォント/サイズや太字/イタリック/影付きなどを指定したり、文字の色やテクスチャを指定したりもできる。クリップには簡単なイラストやフレーム、飾り、吹き出しなどが用意されている

切り替え効果の種類も豊富で、一般的なスライドショウ作成ソフトやプレゼンテーションソフトなどで使われる効果はほぼ網羅されている。特定色（塗りつぶし）へのフェードもあり、最後の画像終了時に使えそうだ。さらに、ユニークな飾り付け機能を使えば、例えば「葉っぱや雪が舞い落ちる」「ハートマークが踊る」など、楽しいアニメーション風の装飾を施したスライドショウも簡単に作れる。

全体的に操作はわかりやすく、はじめてでも直感的に使える。画像を選ぶだけで手早くスライドショウを作れるウィザードが用意されているほか、ほとんどの機能はメニューを呼び出すことなく、操作パネル上のプルダウンメニューや個別のダイアログ上でさっと利用できるようになっている。

「Free」でも必要十分な機能を備えているが、「Photo Flash Maker （Pro）」「Photo Flash Maker Platinum」なら、Webアルバムの制作など、さらに高度な機能を利用できる。

「誰もが簡単に写真での思い出と感動を伝えることができる」

「静止画をより生き生きと表現できる」

「インターネットで気軽に配布・共有できる」

「Photo Flash Maker Free」を使用するには、Adobe Flash Playerをインストールする必要があります。最新版のインストールをお勧めします。

「Photo Flash Maker Free」で目立つスライドショウを作成するには、自分の写真に合わせるテーマやバックグラウンド音楽、画像の飾り付けを正しく選択することが必要です。写真が撮影された時間と場所に応じて、相応しい台詞を画像に追加することも可能です。blogにスライドショウを貼り付けたいなら、適当な高さと幅を設定してから、無料で人気のソーシャルネットワーキング＆スライドショウ配布サイト「Go2album.com」にアップロードすれば、Embed Codeを取得できます。Embed Codeを直接、blog記事に貼り付ければ、スライドショウを表示させることも可能です。