ジャンプしながらショットを連射し、画面の端から次々と出現する敵を撃破する、レトロ風味の2Dアクションシューティングゲーム。初心者から上級者まで幅広く楽しめる。ゲームのポイントは「いかにすばやくショットの方向を定めて連射できるか」
「銀河烈急屋台トビウチ!!(体験版)」は、上手に攻めることで、一群の敵を一撃で全滅させることも可能な、凝った演出の2Dアクションシューティングゲーム。弾に当たった敵が吹っ飛んで次の敵を誘爆させ、一気に多くの敵を消滅させることができる。使用できるキャラクタは、それぞれ能力の異なる三人。二人同時協力プレイも楽しめる。
ゲームの舞台は、走行する列車の上。それもただの列車ではない。猛烈な速度で銀河を駆け、行く先々で料理を振る舞う「銀河烈急屋台」の上だ。プレイヤーは屋台の常連客となり、襲い来る敵キャラから店を守り抜かなくてはならない。
操作はキーボードで行う。【←】/【→】キーでキャラクタの左右移動、【C】でジャンプ。床を突き抜けて、上の段に直接飛び上がることも可能。【X】はショット。長押ししてから離すことで、強力な「ためショット」を発射できる。ショットの発射方向は【↑】/【↓】/【←】/【→】で定める。【Z】は角度調整。通常、ショットは上下左右および斜め45度方向にしか発射できないが、【Z】キーを押しながらカーソルキーを押すと、自由な角度で発射方向を定められるようになる。通常の照準方式では狙えない角度も狙えるが、敵に回り込まれたときなどに、すばやく照準の方向を変えるのには適さない。
慣れるまでは「アル」か「ハコビ」、慣れたら「モッチョリ」がお勧め
ゲームに使用できるキャラクタは「アル」「ハコビ」「モッチョリ」の三人。「アル」は、銀河保安官を自称する、極度のラーメン好きな少年。移動は、【←】/【→】を押し続けると最初のうちは歩き、さらに押し続けるとダッシュする。ジャンプでは二段ジャンプが可能。ためショットは敵などに当たると、爆発する。照準は移動するサイトを利用して行うことができる。
「ハコビ」は、銀河烈急屋台の住み込み看板娘。身体能力が高く、動きにキレがある。移動はキーを押すと、すぐに最高速になる。ジャンプは高く、ショットの発射中は、そのまま空中で停止することが可能。ためショットは強く、速い。ショットのガイド付きなので、照準が定めやすいのも特徴。ただし、角度調整の速度はゆっくりめ。全般的に初心者にも使いやすい。
「モッチョリ」は、元・宇宙開闢者の宇宙人。烈急屋台で生まれてはじめてラーメンを食べ、そのまま常連客となった。ジャンプは遅め。ジャンプ中にショットを発射すると、その反動を受ける。跳ね返ってきた自分のショットが当たると、その勢いで飛ぶことができるのも特徴。角度調整はできないが、その代わりにショットやためショットを発射したあと、カーソルキーを押すことでショットの向きを曲げることができる。使っておもしろいキャラだが、操作の癖が強く、上級者向けといえる。
出現したアイテムを取ってスコアを稼ぎながら、列車がゴールするまで踏ん張ろう
ステージ制のアクションシューティングゲームで、一人プレイと二人同時プレイが可能。1ステージは三つのサブステージから構成される。すべてのサブステージは、画面最下部に表示される列車の縮小図がゴールまで到達すると、ステージクリアとなる。ゲーム開始時点での残機数は3。残機数は一定のスコアを獲得すると増やすことができる。残機が0のときにプレイヤーキャラがやられるとゲームオーバー。コンティニューはできない。
ゲームの特徴のひとつが、ショットが列車の一番下の床や画面の端に当たると跳ね返ること。これを利用して、敵を攻撃することも可能だ(反射弾が自機に当たっても、ダメージは受けない)。もうひとつの特徴は、ショットが敵に当たると敵が爆散し、周囲の敵を巻き込むこと。適切な角度で敵を攻撃すると、一群の敵を一発で殲滅することができる。
最初のサブステージは「空中戦」。列車が宇宙空間を移動して、営業先の星にたどり着くまでの戦いとなる。敵の攻撃はやさしめ。二番目のサブステージは「降下戦」。目的の星に着陸するまでを戦う。降下中は重力が弱くなる。時折、意地悪な敵が出現するのも特徴だ。最後のサブステージは「地上戦」。営業先の星で、星ごとの重力下で戦う。敵は曲者揃いで、非常に手強い。