偉大なハンター「イーグル(EAGLE)」を父に持つ青年が、不可解な事件をきっかけに、ハンターとして成長してゆくクエストクリア型のRPG。新米ハンターの青年は偉大な父を超えることができるか?
「HUNTER EAGLE mission01」は、さまざまな依頼をこなしながら、世界を混乱に陥れている事件を解決してゆく、ミッション攻略型のRPG。「HUNTER EAGLE」にはこのあとも続く物語があり、「mission01」はその第1話にあたる。フリーソフト版とシェアウェア版とがあり、フリーソフト版では一部の特定エリアに行くことができないなどの制限がある。
ゲームの主人公は、「イーグル」と呼ばれた偉大なハンター「ディーン・マーティン」を父に持つ、新米ハンターの「ジェンス・マーティン」。ジェンスはハンターとして腕を磨いていたが、1年前にディーンが失踪してからは仕事もなく、生活に困っていた。
ある日、ジェンスのもとに、軍に所属する「マシュー・マクドナルド」が訪ねてくる。マシューはディーンの古い友人で、ディーンに仕事を頼みにきたという。ジェンスがディーンについての事情を話していると、森の方から隕石が落ちたような大きな音が聞こえてくる。ジェンスとマシューが森へ向かうと、そこには奇妙な物体とともに、息も絶え絶えの男が倒れていた。男は「このままでは世界が滅びる。幻大帝を止めろ」という謎の言葉を残して絶命。ジェンスはマシューの依頼で、この出来事をギルドに伝えるため、ファーブル村へと向かう。
ファーブル村に到着したジェンスは、森で起こった出来事の経緯をギルドに伝える。するとそこで、現在世界中で奇妙な事件が起きていることを知らされる。ファーブル周辺でも、洞窟の奥に古代の住居跡が出現したようだ。住居跡は、調査隊が探索を行っているという。ジェンスはギルドから「空気成分を分析する『観測カプセル』を調査隊に届けてほしい」と依頼され、洞窟へと向かう。そこからジェンスは、世界中を混乱に陥れている不可解な事件に巻き込まれてゆく……。
運も実力のうち!? ルーレットバトルで緊張感に溢れた戦いを楽しもう
操作はキーボードで行う。使用するのはカーソルキーと【Z】/【C】/【X】キーのみ。カーソルキーで移動し、【Z】でダッシュ、【C】で決定、【X】でメニューを開いたり、キャンセルしたりできる。ゲームの目的は、街で依頼されるミッションを遂行すること。ミッションはダンジョンの探索からモンスター退治まで、さまざまだ。
街以外のフィールドではモンスターが跋扈し、モンスターを倒しながら目的地へと進んでゆく。バトルはランダムエンカウント方式。「ルーレットバトル」という独特のシステムが採用されている。難易度は「リラックス」「ノーマル」「ハードアタック」の3段階から選択できる。
戦闘では、まずルーレットで先攻・後攻を決める。バトル時のコマンドは「斬る」「必殺」「銃撃」「道具」「逃げる」の五つ。「斬る」は単体攻撃。「銃撃」は全体攻撃だが、銃弾には限りがある。「道具」は1回の戦闘につき、2回までしか使えない。「斬る」「必殺」「銃撃」のいずれかを選択すると、再びルーレットがスタート。12個のマスには「○」「×」「☆」が描かれ、○に止まると通常攻撃、×に止まると攻撃力が半減、☆に止まると威力が2倍になる。
味方の攻撃が終了して相手のターンになると、「防御」「魔防御」「回避」から行動を選択することになる。モンスターには物理攻撃を行ってくるタイプと、魔法攻撃を行ってくるタイプとがいる。物理攻撃タイプには「防御」、魔法攻撃タイプには「魔防御」が有効。「回避」は、ダメージをまったく受けないか、クリティカルダメージを受けるかのどちらかとなっている。これもルーレットで決まるので、全滅寸前のときはイチかバチかの「回避」を使ってもよい。
HPは1回の戦闘が終了すると回復し、次のバトルでは満タンの状態で戦える。ただし、戦闘中にHPを消耗すると攻撃力および命中率が下がるので、残りHPには注意したい。セーブは、街中ではどこでも行えるが、フィールド上では特定の場所でしか行えない。セーブポイントを見つけたら必ずセーブしておこう。