「Foxit J-Reader」は、全世界で1億以上のダウンロード数を誇り、高速・軽快な動作で定評のあるPDFビューア「Foxit Reader」の日本語版。PDFファイルの閲覧機能に加え、注釈やコメントの挿入、フォームへの入力なども可能。「PDFファイルをいったんプリンタで出力して、手書きで記入する」といった手間を省くことができる。

PDFビューアとしての機能は充実している。サムネイルやしおりによるナビゲート、テキスト検索などの機能で、読みたい場所をすぐに探し出して、ジャンプすることができる。検索機能では、現在開かれているドキュメント内だけでなく、指定ディレクトリ内のドキュメントを検索することも可能。さらに、インターネット上の検索サイトを利用して検索することもできる。

PDFファイルは「ページ全体を表示」「画面の幅に合わせて表示」させることが可能。拡大・縮小も自由に行える。さらに、カーソル付近を拡大する「ルーペ」「拡大鏡」といった機能も用意され、「ページの全体を見ながら、読みたい部分を拡大する」といったことも容易に行えるようになっている。

閲覧機能以外にも、

• 注釈、コメントの貼り付け
• テキストのハイライトや下線の付加
• 多角形や矢印などの描画
• 画像、マルチメディアファイルの貼り付け
• リンクの作成
• 距離などの計測
• しおり（ブックマーク）の編集
• テキストの抽出、テキストファイルへの変換

現在、多くの場面でその役目を果たしているであろうワープロソフトが、実はあまりその用途に適していないこともあり、そうなればPDFは文字通りの「標準文書形式」になるだろう。「Foxit J-Reader」は、PDFの標準文書形式化を強力に推進するフリーソフトだ。基本的にはビューアで、コメント機能などは限定的だが、「本当にほしい」機能はしっかりと押さえられ、必要にして十分といえる。

ビューアとしての機能も申し分なく、非常におもしろいソフトが出てきたと感じる。「Foxit J-Reader」の登場によって今後、世の中がどう変わっていくか、楽しみだ。

製品版のPDFソフトウェアの性能、機能にも劣らない（むしろ、勝っている部分が多い）「Foxit J-Reader」は、多くのビジネスおよびビジネスコンシューマユーザに受け入れられると信じております。圧倒的な速度性能、PDFへの書き込み機能、注釈の挿入、フォーム入力＆保存、電子署名、スペルチェック、Java Scriptやセキュリティの制御など、必要十分な機能が当たり前のように搭載されています。

ぜひ、みなさんにお使いいただき、そのよさをリアルに体感いただければと思います。