テキストエディタ感覚で操作できる、使いやすいフローチャート作成ソフト。「EggPad」は、フローチャートをノード単位で記述できるソフト。ノード間を結ぶ線は自動で描画される。チャートは上下方向ではなく、左側から右側に向かって記述してゆく。「遷移図」「PAD図」の2モードが用意され、PAD図では分岐条件なども表示できる。
フローチャートを作るには、まずノード(の枠)を作り、続いて当該枠内に文字を入力してゆく。新規作成の段階ですでに最初のノード枠が作られているので、これを基準に、フローチャート全体を作ってゆくことになる。
ノードの枠内をダブルクリックすると、枠がテキスト入力ボックスに変わり、内容を入力できるようになる。新たなノードの追加も簡単。【Tab】キーで子ノードが、また【Ctrl】+【Insert】キーで兄弟ノードが追加される。もちろんメニューからでも追加できる。現在のノードと遷移元ノードとの間に新しいノードを挿入することも可能だ。
ノードにラベル(見出し)を設定することも可能。ラベルの付いたノードに対して、同期線(関係線)を引くこともできる。「ノードのドラッグ&ドロップで遷移元を変更する」といった操作も行える。
PAD図モードでは、条件分岐図形を使って、分岐を表現することが可能。分岐線上にも条件が表示され、関係がわかりやすい。ループ図形を指定することも可能だ。
作成したフローチャートは、PNG形式の画像ファイルにエクスポートできる。「EggPad」自体には印刷機能はないが、印刷が必要であれば、出力したPNG画像をグラフィックソフトなどで印刷すればよい。