「3DマイホームデザイナーPRO7」は、高機能住宅シミュレーションソフトとして定評のある「3Dマイホームデザイナー」シリーズにおけるプロ（業務用）エディションの新バージョン。間取り作成機能やシミュレーション機能に加え、多彩なプレゼンテーション機能、CADとの連携機能などを搭載。業務用ならではの機能を備えている。

ソフトの主な機能として挙げられるのは、

• 部屋をマウス操作で配置するだけで、間取りを作成できる機能
• 建坪率や容積率、建築費、収納スペース、日当たりなどをチェックできる機能
• 実際に市販されている家具や建具を室内に配置できる機能
• 間取りを立体化し、外観・内観を表示する機能

• 複雑な地形への対応
• 顧客へのプレゼンテーション資料作成
• 斜線制限や日影規制など法規チェック
• 高画質なパース図の作成
• 2次元/3次元CADとの入出力

「PRO」エディションの新機能のひとつに「寸法線付き立面図」出力機能がある。立面図では縮尺を指定することができ、平面図/立面図の印刷、3D CAD（DXF形式）への出力、プレゼンボードデザイナーへの出力を行うことが可能。オリジナル家具の作成機能、壁厚の部分的な変更機能、作成した3DデータをiPhone/iPadで閲覧できるようにする機能なども追加された。

そのほかにも「PRO7」では（一般用エディション（LSシリーズ）ではすでに搭載されている）、

• 太陽光パネルの配置シミュレーション
• 色覚特性、白内障の人にどう見えるかのシミュレーション
• 住宅性能表示制度への適応（階段の安全性）チェック
• 家庭内の消費電力シミュレーション

なかでも特に充実しているのがプレゼンテーション関連の機能だ。依頼主に対するプレゼンテーションが業務の大きな柱であることから、これは当然ともいえる。3Dパースの高画質出力機能や寸法線付き立面図の作成機能、さらには建材や建具などの写真を使ったプレゼンボードの作成機能、見積書の作成に便利な「面積・パーツ集計」機能などがそれだ。

そのほかにも、業務用ならではの機能が多く採り入れられており、建築会社や不動産業、インテリアコーディネータといった職種の人たちには、大きな味方になるはずだ。

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