簡単なマウス操作で、最大8ページ(画面)分を切り替えて使うことができる仮想デスクトップソフト。「Pageicon」は、本来のデスクトップ画面以外に仮想のデスクトップを作成し、利用できるソフト。複数のデスクトップを“ページをめくるような”感覚で切り替えて使うことが可能で、作業目的に応じてデスクトップを使い分けられる。Windows 7にも対応する。
起動するとタスクトレイに常駐する。「いま表示されているのは何番目のデスクトップか」は、タスクトレイアイコンに表示される数字で確認できるようになっている。仮想デスクトップを切り替えるには、タスクトレイアイコンをマウスでクリックすればよい。ホイール付きマウスや3ボタンマウスでは、右クリックで1ページ進み、左クリックで1ページ戻る。2ボタンマウスでは、左ボタンをクリックするごとに1ページ進む。
仮想デスクトップは、あたかも“独立したデスクトップ”であるかのように動作する。例えば「1」のデスクトップで、アプリケーションAを起動し、ウィンドウが表示されたあとに、「2」のデスクトップに切り替えると、アプリケーションAのウィンドウは表示されていない。ユーザは、何も表示されていないデスクトップを自由に使うことができる。
「Pageicon」では、初期設定で4ページ、最大で8ページまでの仮想デスクトップを作成することが可能。作業目的に応じて切り替えることで、デスクトップにウィンドウやアイコンがあふれ、煩雑になるのを避けられる。すべての仮想デスクトップに共通して表示させたいアプリケーションがある場合は、当該アプリケーションが表示された状態で設定画面を開き、「常に表示するアプリケーション」にチェックを入れればよい。
設定画面ではそのほかにも、
- スタートアップに登録する
- 仮想デスクトップ切り替え用のホットキーを設定する
- タスクトレイに表示されるアイコンを変更する
といった指定を行える。さらに、2ボタンマウスと3ボタン/ホイール付きマウスとを切り替えるための専用ツール(Mouseset.exe)も用意され、マウスのタイプを指定できる。