ユニークなシステムの2Dアクションゲーム。二つの塔の間をテレポートして、一方の塔の中を移動しただけでは決して到達できないゴール地点までのルートを切り開く。二つの塔の内部構造の違いを利用してゴールまでたどり着き、光石を手に入れよう
「テレポー塔」は、一部内部構造の異なる二つの塔を瞬間移動しながらゴールを目指す、パズルチックな2Dアクションゲーム。ゲームの目的は、主人公を操作して各ステージに必ずひとつ用意されているアイテム「光石」までたどり着かせること。主人公が光石に触れるとステージクリアとなり、次のステージに移動できる。
ゲーム画面には、完全に同じサイズで、構造もよく似た二つのフィールド(塔)が左右に並ぶ。主人公は二つのフィールド間を、テレポート能力でいつでも瞬時に移動することが可能。ただし、どこでも好きな場所にテレポートできるわけではない。塔間でテレポートできるのは、一方の塔の現在地点から、もう一方の塔の対応する同一の座標に対してのみ。主人公が塔の中を移動すると、もう一方の塔では主人公の影が移動して、テレポート先が正確にわかるようになっている(移動先に障害物がある場合は赤い×印が表示され、テレポートできない)。
テレポートとジャンプのキーをタイミングよく押して、難所を突破しよう
操作はキーボードまたはジョイパッドで行う。【←】/【→】キーで主人公を左右に移動させ、【Z】でジャンプ、【X】でテレポートと、操作そのものはシンプル(設定により、ジャンプとテレポートのキーを入れ替えることも可能)。ジャンプとそれに続く落下の速度は遅め(ジャンプというよりも滑空に近い)。ジャンプや落下中に【←】/【→】を押すことで、空中で落下する方向を変えることも可能だ。
ジャンプして、手の届く位置に壁の角がある場合は、自動的に角につかまってぶら下がる。ぶら下がった状態から再度ジャンプをすれば、壁を登れる仕組み。ステージ上には角の欠けた壁もあり、この場合はぶら下がってよじ登ることができない。
テレポートは、キーを押すと(タイムラグなしに)瞬時に行われる。ジャンプや落下中に次々とテレポートを繰り返して、二つの塔の足場から足場へと渡り歩くことも可能だ。
全50ステージ。ステージの攻略は10ステージがワンセット
ステージによっては壁と床、光石のほかに、障害物などのオブジェクトが登場する。最も多く登場するオブジェクトは、トゲの生えたイガのような形をした障害物。触れると、その場で1ミスになる。
青い輪状のトランポリンのようなオブジェクトも登場する。底がなく、上に乗って足場にすることはできないが、このオブジェクトと主人公とが重なった状態でジャンプキーを押すと、通常よりもかなり高くジャンプできるようになる。このオブジェクトが空中に複数連なっているステージでは、タイミングよくジャンプキーを押すことで、連続ハイジャンプを行える。
ステージ上で黄色く長方形に光っている場所はテレポートゾーン。必ず2個1セットで登場し、重なった状態でテレポートキーを押すと、同じ塔の中で一方からもう一方のテレポートゾーンに瞬間移動できる。
用意されたステージは全50面。10ステージがひと区切りで、ミスの回数やクリアタイムは10ステージごとに記録される。クリア後のステージセレクトも10ステージ単位での選択となる。