マウス操作だけで遊べるダンジョン探索型RPG。難易度高めの戦闘をこなしながら、3Dのダンジョンを突き進む。王国が滅亡した真の理由とは? 複雑に入り組んだ迷宮を探索して謎を解け
「renka」は、地下に眠る亡国を探索する、アクション要素を含む3DダンジョンRPG。物語は、フリーの傭兵である主人公が、内乱で崩壊した「シェラ王国」へ、とある国の兵士とともに船で向かうところからはじまる。主人公は船上で、依頼主「女王陛下」からの封書を渡される。封書には依頼内容が記されていた。
依頼は、かつてその国の隣にあった「シェラ王国」に関する調査だった。シェラ王国は、つい先日起こった内乱で崩壊。残兵の話では、国王側と神殿側の対立によって滅亡したとのことだが、女王はただの宗教組織が王国を崩壊へ追いやったとは考えてないようだった。しかし近々、大陸の連合調査隊が捜査を予定しており、その場所に自国から兵を送り込むわけにはいかない。そこで、フリーの傭兵である主人公に調査を依頼したという。
調査の結果、なんらかの“脅威”が確認された場合は、その脅威を除去してほしいとのこと。かつて小さいながらも王国として栄えた「シェラ島」に着いた主人公は早速、「錆びついた街」を拠点にして、瓦礫に埋まり、魔物が跋扈するシェラ王国の調査を開始する。
ダンジョンには手強い敵が多数。序盤はとにかく魔物から逃げまくれ
「錆びついた街」の「酒場」では、さまざまな情報を得ることができ、「道具屋」ではアイテムの売買を行える。また「鍛冶屋」では傷ついた鎧を修理でき、「キャンプ」ではアイテムを預けたり、預けたアイテムを引き取ったりすることが可能。ダンジョンへは、まず「馬貸場」で馬を借り、その後ダンジョンの入り口となる「蛇の道入り口」を経て潜ってゆく。
ダンジョンは3Dとなっており、進むとフロアとセクションの全体図がマッピングされる。ダンジョン内の随所には宝箱が置かれている。ランダム宝箱からは銀貨、固定宝箱からは回復薬や探索メモ、隠し部屋の宝箱からは剣、盾、鎧、アクセサリなどを入手できる。
ダンジョンを探索しているときは、画面左上に赤いゲージが表示される。ゲージは主人公のHPにあたり、数値が0になるとゲームオーバーになる。能力の高い装備品を身につけ、戦闘で勝利した際にたまるSP(スキルポイント)を剣や盾といったステータスに振り分けることで、主人公は強くなってゆく。
戦闘はシンボルエンカウント式を採用。敵とのバトルは、マウスのみの操作で行える。バトル中、何もしてないときは盾の状態となり、盾を動かして敵の攻撃をブロックする。剣を操作するときは左クリックを使用。左ボタンの長押しで「力ゲージ」をため、そのままドラッグして攻撃を行う。ゲージが満タンの状態でドラッグすると、特殊効果が発揮される剣も存在する。
探索の途中、ある人物から特定のアイテムを購入することで、魔法攻撃を行えるようになる。魔法は右クリックで実行。クリックしながら画面に「魔導陣」を描き、発動させる。バトルから離脱したいときは、戦闘画面の外をひたすらクリックし、エスケープポイントを満タンにすると逃亡できる。敵は序盤からかなり強いため、回復アイテムは常に持っておきたい。また、ある程度装備が揃うまでは、なるべく敵にエンカウントしないよう、逃げることをお勧めする。