実戦形式でのアドバイスを受けながら学べる麻雀入門ソフト。麻雀初心者が一人で学習するのに最適。パソコンを相手に、一人で一から麻雀を覚えられる
「バリュー麻雀入門【無料版】」は、麻雀初心者がパソコンの指導に従って課題をこなすことで、基礎から麻雀を学べるソフト。麻雀の基礎知識やルール、役などが丁寧にわかりやすく解説される。「指導麻雀」でひと通り麻雀の感覚が理解できたら、四人打ちの「実戦麻雀」で腕を磨くことも可能だ。
用意されたメニュー項目は「麻雀の基礎」「指導麻雀」「麻雀の解説」「実戦麻雀」の四つ。「麻雀の基礎」に含まれるのは「牌の種類」「牌の組合せ」「アガリの基本形」「ハイパイとリーハイ」「ツモと捨牌」「ツモとロン」など、計11項目。麻雀の最も基礎となる知識を初心者でも理解できるよう、文章と麻雀牌を並べた図で、わかりやすく詳細に説明してくれる。
操作はマウスで行う。画面下部に表示される「前頁へ」「次頁へ」をクリックして、ページを順番に移動したり、「戻る」をクリックしてメニューに戻り、別の項目を表示させたりすることもできる。
文章と図で学習した内容を、実戦形式の「指導麻雀」で体験できる
「指導麻雀」の内容は、「ポンとチー」「早くテンパイにする」「簡単な役を作る」「カンとドラ」「捨牌を考える」など、計8項目。「麻雀の基礎」同様、文章と牌のイラストにより、詳細にわかりやすく解説される。画面下部の「指導麻雀をやる」を選択することで、実際に対局を行いながら、指導を受けられるようになっている。
「指導麻雀」の対局は、実際の麻雀と同じく、四人打ちで行われる。配牌は、課題に沿った筋書き通りに行われる。直前に学んだ内容を実戦形式で体験できるようになっており、学習効果が高い。プレイヤーの捨牌などが適切でない場合は、その場で直ちにアドバイスのメッセージが表示され、実際に後ろに人がいて指導してもらっているような感覚で学習を進められる。
対局中の操作は、不要な牌を捨てるときは、マウスで選んで左クリック。チー、ポン、カン、ツモ、ロンは、いずれも可能なときにメッセージが表示され、牌の色も変わる。「はい」なら左クリック、「いいえ」なら右クリックすればよい。
ひと通り学習したら、締めくくりとして本格的な四人打ちの「実戦麻雀」で腕を磨こう
「麻雀の解説」では「麻雀ゲームの流れ」「サイコロと点棒」「ハイテイ牌と流局」「点数計算の基礎」「フリテン」「2人あがり」「ノーテン罰金」など、実際に麻雀を打つ上で重要な知識を中心に、詳細な解説が用意されている。項目は全部で21。説明の形態や操作などは「麻雀の基本」に準ずるが、内容は遙かに高度だ。
「実戦麻雀」は、最後の締めくくりとして、四人打ちの実践形式で三人のコンピュータキャラクタと半荘対局を行うもの。操作は「指導麻雀」と同じ。暗カンやリーチは、画面を右クリックして表示されるメニューで行う。アドバイスなどは入らないため、すべて自力で判断して勝負しなくてはならない。速度を変えられる以外は(ルールや1ゲームの長さなどを変更できない点を除けば)一般的な本格四人打ち麻雀で、麻雀初心者だけでなく、ベテランでも十分に楽しめる。