想い人から頼まれて、パフェの材料を集めるために主人公が冒険を繰り広げる、という設定のファンタジーRPG。大好きな少女の願いを叶えるため、9歳の少年は冒険に乗り出す
「パフェ☆ツクール」は、小さな島に住む主人公の少年「アルト」が、パフェの材料を求めて冒険を繰り広げる短編RPG。隣の家に住む年上の少女「マリー」に想いを寄せる9歳のアルトは、ある日、マリーの家にかっこいい男性が訪れたことを知る。「マリーに恋人ができたのか」と、あわてて彼女に会いに行くアルトだったが、どうやら恋人と思った男性は従兄弟だったようだ。マリーによると、従兄弟は世界中を旅しており、たまたま彼女の家に遊びに来たとのこと。その際に、素敵なパフェグラスをお土産にくれたという。
従兄弟からもらったグラスを眺めながら、「クリームとチョコたっぷりのチョコバナナパフェが食べたい」と話すマリー。しかし、マリーの家にはパフェの材料がひとつもない。マリーから「材料を集めてきてほしい」と頼まれたアルトは早速、冒険へと乗り出す。集める材料は「ホイップクリーム」「チョコ」「バナナ」「コーンフレーク」「サクランボ」そして「ポッキー」。しかし、それらがどこにあるのかまったくわからないアルトは、母親や島の人に話を聞きながら、ひとつずつ地道に探してゆく……。
島の人たちの優しさが身に染みる? 重要な情報はすべて人から聞き出そう
ゲームの目的は、パフェに必要な材料を集めること。移動できるマップはそれほど多くない。主人公やマリーが住む、最初の町を中心に、隣町や森、氷の神殿など、限られた場所を行ったり来たりしながら、材料を集めてゆく。材料に関する情報は、すべて町の人から得られる。まずは母親からコーンフレークやサクランボの情報を聞き出し、それらを追ってゆくうちに、他の材料の情報も得られるという流れになっている。
戦闘は、特定のイベントに限ってシンボルエンカウント方式で、ダンジョンを探索する際はランダムエンカウント方式となる。戦闘がはじまると、「戦う」「逃げる」のいずれかのコマンドを選択しなければならない。「戦う」を選んだ場合は、戦闘がスタート。攻撃方法は、物理攻撃をする「こうげき」と、SPを消費して技を出す「スキル」の二つ。スキルは、レベルが上がるにつれてさまざまな種類のものを覚えられる。スキルによる攻撃は物理攻撃よりも攻撃力が高い。こまめにレベルを上げて、できるだけ多くのスキルを覚えておきたい。
回復アイテムなどは、ダンジョン内に落ちている場合が多い。町の店でも買うことができるが、ダンジョンで拾ったものやモンスターが落としたもので十分まかなうことができる(モンスターを倒した際に得られるお金は、武器や装備などに使うことをお勧めする)。町の中では好きなときにセーブできるが、ダンジョン内ではセーブすることができない。ダンジョン内には「妖精さん」などの、セーブをしてくれるキャラクタが配置されている。見つけたときは必ずセーブしておこう。