シンプルで使いやすい家計簿ソフト。週単位や月単位で家計を把握しやすいように設計されている。「うきうき家計簿」は、予算と実績の比較機能やグラフ表示機能などを備えた家計簿ソフト。データファイルのバックアップ/復元機能を備えるほか、複数の家計簿データを切り替えて利用することも可能。日記の入力やスケジュールの登録もできる。
画面は大きく「入力一覧」「家計簿記入」「予算設定」「グラフ」「日記・予定」からなる。「入力一覧」では毎日の明細と、明細を週単位/月単位で集計した結果が表示される。収入・支出それぞれの集計結果や予算の残りなども確認でき、現在の家計の状態をひと目で見渡せるようになっている。
収入・支出の費目は折り畳み/展開が可能なツリー形式。ツリーを展開するだけで、特定分野の内訳を詳しく調べることが可能。表示を日計から月計に切り替えて、通年での収支を月ごとの集計結果で見たり、入力した個々のデータを表示させたり(この場合は月単位)など、さまざまな表示方法を選択できる。
データの入力は「入力一覧」内の「家計簿記入」「レシート入力」の各画面で行えるほか、家賃のように定期的に発生する項目では、自動的に入力してくれる「自動記入」を利用することも可能。「家計簿記入」では、食費や光熱費などの項目と内訳とを選ぶと入力画面が表示され、この画面で具体的な品目名や金額、利用した店名などを入力する仕組み。このとき電卓で計算を行ったり、支払元となる口座(現金や銀行口座名など)を選択したりもできるようになっている。「レシート入力」では、買い物時のレシートを一単位として入力を行う。レシート1枚分の品目や金額を一覧で登録し、口座は一括指定する形になる。
「予算設定」では、各費目の当月の予算額を設定することが可能。予算と実績の額が表示されるほか、「入力一覧」画面上でも予算の残額をチェックすることが可能だ。
「グラフ」では、費目別の支出額や月別の集計額を棒グラフや折れ線グラフ、円グラフなどで閲覧することが可能。グラフに表示させる支出・収入項目は、ユーザが任意に選択することができる。
入力したデータは日計や月計を単位として、CSV形式で出力することが可能。印刷機能では、表示中の日計一覧や月計一覧、家系記入一覧(集計結果ではなく入力した項目の一覧)などを印刷できる。
そのほか、月間カレンダー形式の日記およびスケジュール登録や口座の登録、利用するお店の登録、項目や内訳のカスタマイズなども可能だ。