「七色の砂時計」はその名の通り、カラフルな7色の砂時計が並ぶタイマソフト。台座が赤、橙、黄、緑、青、藍、紫のレインボーカラーに色分けされた砂時計をクリックすると、砂が落ちはじめて計測が開始される。一定時間が経過するとすべての砂が落ちて計測が終了すると同時に、サウンドで通知してくれる。

計測途中で一時停止する場合は砂時計をクリックする。再度クリックすると、計測が再開される仕組み。砂時計をダブルクリックした場合は、計測開始前（砂がすべて上にある）の状態に戻る。砂が落ち終わった時計を再度使用する場合は、まず砂時計をクリックで選択して、さらにもう一度クリックすればよい。

7個の砂時計には、それぞれ異なる時間を設定することが可能。すべての砂時計はそれぞれ個別に動作する。例えば、2個の砂時計を使って、ひとつは一日がかりのような長時間作業の計測、もうひとつは休憩時間の計測、といった形で使い分けることも可能だ。

計測時間は最長23時間59分59秒まで。そのほかにも設定により、砂時計の台座の色を変更したり、不要な砂時計を隠してしまったりすることができる。

「七色の砂時計」は、実際の砂時計感覚そのままに、クリックするだけで使うことができ、さらにそれが7個セットになっているところがユニーク。それぞれの砂時計に異なるタイマをセットして、用途に応じて使い分けることもできるし、すべて同じ時間にセットしておき、決まった時間で繰り返すインターバル的な計測に使うこともできる。また、砂時計の終了と同時にプログラムを実行できるため、簡単なスケジューラ風の使い方も可能だ。

欲をいえば、タイマ終了時の通知方法にもうちょっとバリエーションがあってもいいかなとも思うが、さまざまな学習やトレーニングから休憩やゲームなどに至るまで、「ちょっと時間を計りたい」という場面で役立ってくれそうだ。

7個の砂時計にはそれぞれ異なる「カウント時間」を設定することができ、例えば仕事中であれば、昼休み、来客訪問、就業時間の計測を行いながら、一方ではカップラーメン（3分）のタイマに使うといったように、目的別の使い分けができます。また、カウント終了時のランチャ設定により、「昼休み中にムービー、就業時間の5分前に日報のExcelデータを開く」といった高度な応用や、URLを入れておけばWebブラウザが立ち上がってサイトが開くので、指定した時間にお気に入りの「動画ニュース番組」や「YouTube生ライブ」のサイトを開くなど、ストリーミングテレビの視聴予約のような使い方もできます。

砂時計のスタート、ストップ、リセットなどの基本操作は、すべてマウスクリックだけで行える簡単操作になっています。