「BOB」は、「送る」メニューや「スタートアップ」など、さまざまな場所にショートカットを作成するためのソフト。あらかじめ主な作成場所が設定され、簡単な操作でショートカットを作成することが可能。保存場所をエクスプローラなどで追いかけることなく、目的に応じたフォルダにショートカットを作成できる。

ショートカットのリンク先となるファイルは、ドラッグ＆ドロップで指定できる。「実行中のプログラム」や「最近使ったファイル」の検索機能があり、検索結果から「BOB」に入力することも可能。ショートカットの作成では、オプションやショートカット名、作業フォルダ、説明と実行時サイズ（通常/最大化/最小化）を指定できるほか、表示アイコンを変更することもできる。

ショートカットの作成場所は、「送る」「スタートアップ」「クイックランチャ」「スタートメニュー」「履歴」「マイドキュメント」「デスクトップ」など、あらかじめ設定された13ヵ所から選択することが可能。もちろんフォルダを参照して、その他（13ヵ所以外）の場所を指定することも可能だ。

しかし、これが案外に大変。エクスプローラなどのコンテキスト（右クリック）メニューなどからショートカットを作成したあと、目的に応じた場所に移動させるのだが、移動先のフォルダを開くのが面倒なのだ。それ以外にもリネームなどの細々とした作業がある。そんな面倒を一手に引き受けてくれるのが「BOB」だ。

ショートカットの保存先は（通常の使用で考えられる場所は）網羅されているし、リネームや作業フォルダの指定、アイコンの変更も一発でできる。なかなか使い勝手のよいソフトだ。

開発中に苦労した点
Windowsがバージョンアップすると、特殊フォルダが若干変わってしまうので、各Windowsごとのチェックに時間がかかりました。

ユーザにお勧めする使い方
これからWindows 7を導入しようと計画されている方は、ぜひ導入しておいてください。必ずお役に立てると思います。また、頻繁にオンラインソフトをお試しの方にもお勧めします。初心者の方でも簡単にお使いになれますので、お試しください。