多人数対多人数の銃撃戦で勝敗を決し、エリアを奪い合うシューティングゲーム。プレイヤーキャラだけでなく、仲間の兵士を強化しながら、敵軍をジワジワと制圧する集団戦が楽しい。自動戦闘する仲間と、集団対集団の戦いで勝利を目指す
「Final war to invite Freedom」は“上方視点自由移動型”の、ユニークな集団戦シューティングゲーム。プレイヤーは、主人公(プレイヤーキャラ)だけでなく、仲間のステータスも強化しながら敵との戦闘に勝利し、全エリアの制圧を目指す。ともに戦う仲間は、名も知れぬゾロキャラ。「主人公が大勢の兵士の中のひとりとして戦闘に参加する」ことがゲームの大きな特徴になっている。
操作はキーボードで行う。カーソルキーで主人公を前後左右に移動させ、戦闘時には【X】/【Esc】キーで発砲する。弾のリロードは【Shift】/【C】キーで行う。武器は、弾がなくなると自動的にリロードされるが、リロードには時間がかかる上、リロード中は弾を発射することができない。そのためリロード時には、物陰や敵の死角などに隠れるなどのテクニックが重要になる。初期状態で主人公が所持している武器は「ハンドガン」と「アサルト」。
戦闘時に【Z】/【Enter】/スペースキーを長押しして、「スキル」を発動させることも可能。スキルの発動中はSP(スキルポイント)が消費され、SPが0になるとスキルを使用できなくなる。SPはキーを離すことで、自動的に回復する。主人公が最初から使えるスキルは「向き固定」と「ダッシュ」。向き固定は、相手の方に銃口を向けたまま移動できるスキル。ダッシュは、発動中の移動が速くなる。
主人公、武器、仲間をバランスよく強化しよう
新たな武器とスキルは、「本拠地」にある「武器屋」「スキル屋」で購入することが可能。「本拠地」には、主人公の評価が高まることで入れるようになる。武器は強化することができる。ゲーム序盤は無理に高い武器を購入するより、武器の強化に専念した方が効果的だ。スキルも、最初から使えるものだけで十分に戦い抜ける。
武器の強化は「武器強化屋」で行える。強化できるステータスは「最小攻撃力」「最大攻撃力」「装弾数」「射程」「連射速度」「リロード速度」。強化するには、戦闘などで獲得できる「RP」が必要。強化するたびに、次の強化に必要なRP値が増加する。
主人公や仲間の能力強化は「能力強化屋」「仲間強化屋」で行える。能力強化屋で強化できるのは「HP(最大値)」「SP(最大値)」「復活待機時間」「SP回復量」。仲間強化屋では「仲間HP(最大値)」「拠点耐久力」「最小攻撃力」「最大攻撃力」「視界(敵を発見できる距離)」「ロック範囲(敵を捉え続けられる距離)」「敵との間合い+」「敵との間合い−」を強化できるようになっている。
戦闘での勝利に必要なのは「武器強化屋、能力強化屋、仲間強化屋でどんどん能力を強化する」こと。RPは戦闘を行いさえすれば、勝っても負けても獲得できる。残すことなどは考えず、毎回使い切ってしまいたい。
エリアを奪い合う通常戦だけでなく、クエストや1対1の対戦も楽しめる
戦闘に参加するには、街の外に出て、マップ上の黄色い旗の上で決定キーを押せばよい。黄色の旗は敵味方が戦闘中のエリア、赤色の旗は自軍が占領しているエリア、青色の旗は敵軍に占領されているエリアを示す。
戦闘がはじまると、敵味方それぞれ20名ずつの兵士が入り乱れた銃撃戦となる。プレイヤーキャラは一兵士として戦闘に参加し、敵を倒すことで自軍の勝利に貢献する。ユニークなのは、主人公を含め、敵味方の兵士すべてが戦闘で死亡しても、「復活待機時間」が過ぎると復活すること。そのため、戦闘の最後まで大勢の兵士による戦闘が継続する。
戦闘の勝敗を決めるのは「拠点耐久力」。主人公や仲間が死ぬと自軍の拠点耐久力が減り、敵が死ねば敵軍の拠点耐久力が減る。拠点耐久力が減って、先に0になった方が負け。敵味方の兵士は、自動的に移動して戦闘を行うため、「その中でどのようにして戦闘に参加し、自軍の勝利に貢献するか」がプレイヤーの工夫のしどころ。戦闘に慣れたら、敵の「拠点」を直接攻撃するダイレクトアタックを敢行してみるのもよい。
戦闘に勝利すると、制圧したエリアが自軍のものとなり、敵エリアがひとつ戦闘中の状態になる。敗北したときは、逆に自軍のエリアがひとつ戦闘中となる。
戦闘とは別に、個人で受けて仲間とともにチャレンジできる「クエスト」や、1対1の戦いで勝敗を競う「対戦」も用意されている。クエストを達成したり、対戦に勝利したりすることでRPを稼げる。