任意の日付を基点に、週単位や月単位でデータを自動集計できる家計簿ソフト。「家計簿集計」は、難しい設定が不要で、はじめてでも直感的に使えるシンプルな家計簿ソフト。基本的な品目は設定済みで、インストール後、すぐに使いはじめることが可能。もちろん、品目をユーザがカスタマイズすることもできる。集計開始日は自由に指定することができ、即座に再計算されるため、締め日を設定する必要もない。
メイン画面は、縦軸に「品目(費目)」、横軸に「期間(日/週/月)」が取られた表計算ソフト風のわかりやすいデザイン。データの入力は、
- 家計簿を「日」表示にして、品目ごとの合計額をその日の欄内に入力する
- 「明細入力画面」を開いて、各品目の内訳(実際に買ったものと金額)を入力する
のいずれかの方法で行える。いずれもの場合も、入力された金額データは自動的に集計され、即座に反映される。データの表示方法は、週単位または月単位で切り替えることが可能。ワンタッチで切り替えることができ、期間別や品目別の集計額を確認できる。大きな特徴は、集計の基点となる「開始日」を任意に設定・移動できること。カレンダー上で日付を選択するだけで、当該日を基点にして再計算が行われる。例えば、給料日が変更になったような場合でも、計算の基点を簡単に切り替えられる。
品目は「大区分」「中区分」「小区分(明細)」の3段階に分類され、「通信費−電話料金−携帯電話」など、詳細な分類で整理を行うことが可能。金額データは中区分、小区分のいずれかに書き込むことができ、例えば「複数項目の合計金額(電話料金など)を中区分に登録する」、あるいは「明細(携帯/自宅)に分けて登録する」のように、ケースごとに使い分けられるようになっている(両方に入力した場合は、中区分の数値が優先される)。
家計簿ファイルは自動保存される。データの出力はCSV形式で行うことが可能。そのほか、Windowsに付属の「電卓」を呼び出す機能もある。