使いやすい高機能ファイル管理ソフト。エクスプローラ風のインタフェースに、マウスジェスチャやランチャなど、多彩な機能が盛り込まれている。「まめFile5 Second Editon」は、ファイル/フォルダのコピーや移動、削除をはじめとした、さまざまなファイル操作を行えるソフト。よく使うフォルダを登録しておける「登録フォルダバー」やインクリメンタルサーチなどの機能により、目的のファイル/フォルダにすばやくアクセスすることが可能。インタフェースにはMDI形式が採用され、標準モードのほか、二つのフォルダを並べて閲覧することが可能な「2画面モード」も利用できる。「Second Edition」は旧「まめFile5」のアップデート版にあたり、Windows 7にも対応する。
ソフトの中核ともいえるファイル操作機能は多彩だ。コピー、移動、削除、リネーム/一括リネーム、属性変更、フォルダの共有設定、アーカイブ(書庫)操作(別途、対応DLLが必要)など、数多くの機能が用意されている。各機能ごとに多彩なオプションを利用することが可能で、例えばコピーであれば、「新しい時刻のみ上書き」「古い時刻のみ上書き」「同名ファイルはコピーしない」「名前を変更」「元ファイルの名前を変更」などを、また削除であれば、「ごみ箱を使用しない」「特殊属性ファイルは削除しない」「ファイルを完全に破壊して削除」などを指定できるようになっている。
ファイル/フォルダへのアクセスを容易にするための「拡張ツールバー」が多数、用意されていることも特徴のひとつ。あらかじめ登録しておいたフォルダや現在開いているフォルダ、最近開いたフォルダにワンクリックで移動できる「登録フォルダバー」に加え、
- ドライブの一覧から各ドライブに移動できる「ドライブバー」
- フォルダを一時的にクリップしておける「フォルダークリップバー」
- テキストやHTML、画像ファイルの内容を表示する「プレビューバー」
- 登録済みのアプリケーションを起動できる「ランチャバー」
があり、必要に応じて表示/非表示を切り替えられる。カスタマイズ機能も強力。動作に関するさまざまな設定や画面の表示、ファイル属性ごとの表示色、タブのスタイルや色分け、詳細表示における書式やコンテキスト(右クリック)メニューの内容などをユーザの好みで設定することが可能。機能にショートカットキーやマウスジェスチャを割り当てて、操作の効率化を図ることもできる。