エクスプローラの「縮小版」表示で、フォントをプレビューできるようにしてくれるソフト。ファイル単位で表示方法を変更することも可能。「フォント・オン・エクスプローラ」は、簡単な操作でフォントのデザインを確認できるようにしてくれるシステムユーティリティ。コンテキスト(右クリック)メニューからフォントをインストール/アンインストールしたり、画像ファイルとして出力したりといったことも可能で、エクスプローラでプレビューしながら、フォントを効率的に管理できる。インストール済みのフォントも、仮想化することで参照・管理することが可能。TrueType/OpenTypeに対応するほか、複数のフォントタイプが含まれるTrueTypeCollectionにも対応する。
使い方は簡単。「フォント・オン・エクスプローラ」のインストール後に、フォントファイルをエクスプローラで「縮小版」表示させると、アイコンの代わりにサムネイル表示されるようになる。システムにインストールする前のフォントでも、エクスプローラでサムネイル表示させることが可能。コンテキスト(右クリック)メニューからフォントをインストールすることもできる。
システムにインストール済みのフォントは、仮想フォントを作成することで、プレビューを閲覧したり、フォントを管理したりできるようになる。フォントのアンインストールやサンプルテキストの画像出力も行える。
フォントファイル単位で、サムネイルの表示方法を変更することも可能。ファイル名の条件(キーワード)によって、
- 文字色
- 背景色(1色/2色によるグラデーション)
- 表示する「文字列」(最大250文字)
を変えられる。キーワードには正規表現も使用できる。サムネイルで表示できる文字種は、日本語/欧文文字以外にも簡体/繁体中国字、ヘブライ文字、ギリシア文字、タイ文字といった海外文字にも対応する。言語別に表示文字列を指定することも可能だ。