「わが家の在庫管理」は、簡単な操作で家にある品物の「在庫」を記録して、管理できるソフト。品物を買ったときの記録を「入庫」、使ったときの記録を「出庫」としてリストに登録しておくことで、購入履歴と金額（単価/総額）、現在の在庫数などを同時に管理することが可能。シンプルなデザインの画面でわかりやすく、使いやすい。

画面は、すべての品物の在庫を一覧できるメイン画面と、品物ごとの入庫/出庫の記録が表示される「履歴リスト」画面、さらには管理する品物を登録するための「マスタ編集」画面などからなる。メイン画面に表示されるのは「管理対象」「在庫数」「在庫総額」「現在単価」「日付」など。「管理対象」は品物の名称のこと。「現在単価」には、残っている在庫の中で一番先に入庫した単価が表示される。「日付」は最新の入庫日のものとなる。

入庫/出庫データの作成は、マスタ編集画面で行う。記録対象とする品物を選び、個数および金額/単価（入庫時のみ）といった必要事項を入力する。入力した内容はメイン画面に反映され、品物（管理対象）ごとの在庫数や在庫総額（在庫数×単価）を確認できるようになる。入庫/出庫データは1レコードとして履歴リストに登録され、各レコードの修正や削除を行えるほか、リストをCSV形式のファイルに出力することも可能だ。

オプションとして、

• リストの内容を他人に見られないようにするパスワード保護機能
• リストの文字種（フォント/サイズ/スタイル）変更機能

例えば、ティッシュやトイレットペーパーなど、予備を常に抱えておきたい日用品を手軽に管理するのに適しているだろうし、CD/DVDなどのメディアなど、残りの数が大事になるもの──いわゆる消耗品──に幅広く使える。また、個数を別にすれば、AV製品やパソコン機器、家具など、所持している品物のリストを書き出しておくなど、さまざまな用途が考えられる。

ユーザにお勧めする使い方
例えば、乾電池などはいくつ残っているかわからずに、余計に買ってしまうなんてことがあります。このソフトで記録しておけば、いくつ残っているかもわかりますし、何に使ったかもわかります。それにどれくらいでなくなるのかも知ることができます。また、メイン画面のリストのヘッダをクリックすれば、よみがな順から在庫数の少ない順に変わりますので、在庫数が少なくなっているものをチェックすることができます。

今後のバージョンアップ予定
生活にちょっとだけ役に立つソフトのアイデアがまだいくつかあるので、順次公開していきます。