キーボードでのトピックの追加やトピック位置の自動整理などの機能により、思考を途切らせることなく使えるマインドマップ作成ソフト。「直感マインドマップ」は、アイデアの整理や情報の図式化などに使われる「マインドマップ」を作成するためソフト。画面中央に配置された「セントラルトピック(Central Topic)」を起点に、トピック(ノード)を階層的にレイアウトしてマップを作成してゆく。優先度マーカーや自動進捗率マーカーをはじめ、多彩なマーカー(アイコン)が用意され、情報をわかりやすく整理することが可能。作成したマインドマップは、ドラッグ&ドロップでOfficeアプリケーションに貼り付けることもできる。
マインドマップを作成するには、あらかじめ配置されているセントラルトピックのテキストを編集し、題目を設定してからサブトピックなどを追加するという作業を繰り返してゆく。トピック同士は親子や兄弟の関係となり、子トピックの折り畳み/展開や階層の移動、他のトピック配下への移動といった操作で、階層関係を編集できるようになっている。トピックの作成は、他のトピックを選択した状態で表示されるコンテキスト(右クリック)メニューから行えるが、その他の操作はドラッグ&ドロップで行う。キーボードショートカットにも対応する。
階層構造以外の操作は、Microsoft Office 2007ライクな「リボン」から行うスタイル。トピックのフォント指定や文字装飾、文字の配置、トピックの形状や塗りつぶし色などを指定できる。トピックにメモを書き込むことも可能。さらに、トピックに数字のラベルやフェイスマークなどのアイコン(総称してマーカーという)を挿入したり、画像を貼り付けたりすることも可能で、より表現力の高いマップを作成できる。ファイルやWebページへのリンク指定なども行える。マーカーの中には進捗状況を表すものもあり、タスク管理ソフト的な使い方もできる。
作成したトピックを対象に文字列検索を行うことも可能。検索範囲は文書全体か、選択されているトピック(および子トピック)かのいずれかを選べる。さらに、マーカーを利用した絞り込みも可能。検索結果はダイアログボックス上にリスト形式で表示され、クリックすることでマップ上のトピックが選択されるようになっている。
そのほかにも、
- マップの表示倍率の変更
- トピック位置の自動調整
- マップの印刷
などの機能を備えている。