履歴のインクリメンタル検索や定型文の登録・挿入も可能なクリップボード拡張ソフト。「金魚鉢」は、クリップボードに転送された文字列(履歴)を保持し、再利用できるようにするクリップボード拡張ソフト。クリップボード履歴は、タスクトレイアイコンの左クリックまたはホットキーで簡単に呼び出すことが可能。最大5,000件の履歴を保持できる。終了後も履歴を保持できるほか、任意時点で履歴をクリアしたり、終了時にクリアしたりすることも可能だ。
「金魚鉢」で行える操作は、
- クリップボード履歴で選択した文字列を再びクリップボードに転送する
- クリップボード履歴で選択した文字列を直前のアクティブウィンドウに貼り付ける
- あらかじめ登録しておいた定型文をクリップボードに転送する
- 選択したクリップボード履歴を削除する
の4種類。履歴リストのクリック(または【Enter】キー)でクリップボードに転送、【Ctrl】キーを押しながらのクリック(または【Enter】キー)でカーソル位置への貼り付け、右クリックで削除という操作になる。定型文の挿入は、タスクトレイメニューから行う。大きな特徴が、保持した履歴を対象にインクリメンタル検索を行えること。入力ボックスに入力した文字に合致した履歴が、順次絞り込まれて表示される。
保持する履歴の数や履歴検索ボックスの幅、行数などは、ユーザが自由に設定することが可能(履歴の数は最大5,000)。初期状態では「金魚鉢」を終了しても履歴はそのまま保持されるが、終了と同時に履歴をクリアするオプションも用意されている。
登録しておいた定型文をクリップボードに転送することも可能。タスクトレイメニューの「定型文挿入」で呼び出すことができ、左クリックでクリップボードに転送できる。