スクリーンセーバの「パスワードによる保護」のON/OFFを時間帯で設定できるソフト。設定は3パターンまで登録することが可能。「スクリーンセーバー・ロックスケジューラ」は、Windowsのスクリーンセーバが持つパスワードロック機能を、時間帯に応じて自動的にON/OFFされるように設定できるソフト。スタートアップに登録しておくことで、時間帯や曜日に応じてパスワードロックの有効/無効を使い分けられる。パスワードロック起動までの待ち時間も、時間帯や曜日で変更することが可能だ。
設定できる項目は大きく分けて「動作パターン」「運用タイプ」の二つ。「動作パターン」では、パスワードロック機能を有効/無効にする時間帯とスクリーンセーバが起動するまでの待ち時間を、30分単位で指定することができる。起動までの待ち時間も3パターンまで登録できるため、「日中と夜とで異なる待ち時間を設定する」といった使い方も可能だ。「運用タイプ」の選択肢は、
- 毎日パターン(1)を使用
- 曜日別に指定する
- 日付別に指定する
の3種類。毎日同じ動作パターンでよければ「毎日パターン(1)を使用」を選択する。曜日ごとにパターンを指定したければ「曜日別」を、また日付ごとに指定したい場合は「日付別」を選択すればよい。「日付別」で特に指定が行われていない日は、「曜日別」の設定内容が割り当てられる。「日付別」で割り当てられる期間は、当月と翌月の2ヵ月間。動作パターンと運用タイプの設定後に実行すると、以降は設定にしたがって、スクリーンセーバの動作がコントロールされるようになる。途中で「スクリーンセーバー・ロックスケジューラ」自体を終了した場合は、その時間帯の設定が維持される。
そのほか、起動時やアイコンからの復帰時にパスワードの入力を要求する保護機能もある。スタートアップへの登録は「スクリーンセーバー・ロックスケジューラ」自身から行える。