難しい漢字を学習するためのトレーニングソフト。モードを切り替えることで、書き取りのトレーニングもできる。「難読漢字」は、「新聞や雑誌で目にする機会が多いにもかかわらず、読み方が難しい漢字」を集中的に学習するためのソフト。収録された問題は「初級」「中級」「上級」「弩級」の4段階で各100問ずつ。100問すべてに正解すると、上の級に進めるようになっている。各ステップを一度終了したあとは、自由に級を選んで学習することが可能。もちろん、最初からやり直すこともできる。
動作モードは「読み」「書き」の2種類。初期状態では「読み」が選択されている。開始すると短い文章が表示されるので、ユーザは、その中で赤く強調表示された単語や熟語、活用部を含む動詞などの読みをひらがなで入力すればよい。「OK」ボタンをクリックするか【Enter】キーを押すと、正答ならば○、誤答ならば×が効果音とともに表示され、さらに正しい読みや意味が表示される仕組み。問題によっては、同意語や反意語などが表示される場合もある。
各級には100問ずつが用意され、開始時に出題数を指定できるほか、前回未解答だった問題や間違えた問題、任意にチェックを付けた問題だけを出題させることも可能。出題順は「ランダム」または「50音順」のいずれかを選べる。
「書き」モードでは、(出題された読みに対して実際に文字を書いて)「解答」ボタンをクリックすると正しい漢字が表示される。合っていれば「正解」、間違っていたら「不正解」のボタンをクリックする自己申告方式で進める。紙と筆記具を用意して書き取りをしてもよいし、手書きパッドを表示させてマウスやペンタブレットで漢字を書いてもよい。「意味表示」をONにしておくと、語句の意味も表示される。
「読み」「書き」両モードともに、出題画面には「辞書で調べる」ボタンと、問題をチェックしておく星型のアイコンが用意されている。「辞書で調べる」ボタンをクリックすると、語句の意味を辞書サイトで検索することが可能。辞書サイトは、goo辞書、Yahoo!辞書、エキサイト辞書、@nifty辞書、三省堂 Web Dictionaryから選択できる。星型のアイコンは、繰り返し練習したい苦手な問題などをチェックしておくためのもの。あとでチェックした問題だけをやり直すことができる。
オプションでは、モード切り替えのほかにも、
- 正解/不正解時の効果音のON/OFF切り替え
- チェックした語句のリセット
- 辞書検索で利用するサイトの選択
- 設定やクリアした問題などの全履歴のリセット
などを設定できる。