ディスクを解析し、使用量や使用率などをわかりやすく一覧表示してくれるソフト。「DiskInfo」は、任意のフォルダ内のフォルダ/ファイルが「総容量の何%を消費しているか」をわかりやすく表示してくれるソフト。各フォルダ/ファイルの使用量は数値と棒グラフで表示され、ひと目で状況を把握できる。拡張子別や期間別で表示させたり、サイズランキングを表示させたりといったことも可能。過去と現在との解析結果を比較することもできる。解析結果をExcel/テキスト形式でエクスポートする機能も備える。
使用するには、まず対象となるドライブ(またはフォルダ)を指定する。指定されたドライブの内容が解析され、解析結果としてドライブ内の全フォルダ数/全ファイル数、サイズや使用量などが表示される。
メイン画面はエクスプローラ風の3ペイン構成。左側には指定ドライブのフォルダツリー、右上にはフォルダツリーで選択したフォルダ内の(サブ)フォルダ一覧が、また右下にはファイル一覧が表示される。エクスプローラと異なるのは、フォルダ一覧とファイル一覧とが別々のペインで表示されるところだ。
フォルダ/ファイル一覧には、サイズ、ディスク上のサイズ、選択フォルダ内での使用率などが表示される(もちろん、フォルダそのものが容量を持っているわけではなく、「そのフォルダの下位階層に含まれるすべてのファイルの合計サイズ」が表示されるようになっている)。フォルダ/ファイルの使用率は数値と棒グラフで表示され、使用率の大きなものはひと目でわかる仕組み。一覧は、使用率で並べ替えられるのはもちろん、名前や更新日時などで並べ替えることも可能だ。
各フォルダごとに「拡張子別サイズ」「期間別サイズ」「サイズランキング」を表示させることも可能。拡張子別サイズは、指定フォルダ内の全ファイルを拡張子ごとに集計し、合計サイズを表示するもの。期間別サイズでは、ファイルのタイムスタンプから、日/月/年ごとに更新された全ファイルの合計サイズが表示される。サイズランキングは、ファイルをサイズの大きな順に表示する機能。表示されるファイルの数は1から1,000までの範囲で自由に設定できる。
選択したファイル/フォルダを削除することも可能。「使用率の大きなファイルやフォルダをまとめて削除する」といった使い方もできる。
解析結果にコメントを付けて保存しておく機能もある。過去に保存した結果と現在のドライブ状況とを比較して、「どの程度ファイルの増減があったか」「個々のファイルはどの程度のサイズが変化したか」といった検証もできる。そのほか、Excel/テキスト(CSV)形式へのエクスポート機能も備えている。