付箋の内容を、携帯電話や外部のパソコンを使って外出先からでも確認できる、オンライン対応の付箋紙ソフト。「す〜ぱ〜メモ箋人」は、カレンダー、アラームなど、豊富な機能を備えた付箋紙ソフト。マウスポインタ下の文字を読み取る「文字読み取り」、テキストファイルの読み込み、メール内容の貼り付けなど、さまざまな形で付箋を作成できる。“定番”付箋紙ソフト「メモ箋人」の新バージョン(上位版)にあたり、付箋情報をインターネット上のサーバに保存して、Webブラウザや携帯電話から確認できる「す〜ぱ〜メモ箋人Web」機能が追加された。
付箋の作成は、デスクトップのダブルクリックなどで簡単に行える。付箋はタイトルと本文からなり、両方が表示される「フルモード」か、タイトルのみが表示される「シンプルモード」を付箋ごとに指定できる。フルモード時にタイトルを隠すことも可能で、「タイトル+本文」「タイトルのみ」「本文のみ」の3種類から表示方法を選択できるようになっている。
付箋の色は10色から選択することが可能。本文のフォントやフォントサイズ、文字色も自由に指定できる。既存のファイルやWebページ、受信したメールの内容を付箋に取り込めるほか、画像やショートカットを付箋に貼り付けることも可能だ。
付箋にアラームを設定することもできる。アラームを設定すると、指定した日時や曜日にアラーム音を鳴らしたり、付箋を点滅させたりできる。一定間隔で繰り返し通知する「ループアラーム」機能もある。さらに、付箋の内容をメールで送信することも可能。個別の付箋単位で送信できるほか、アラーム設定された1日分の付箋の内容を一括送信することもできる。アラームが設定された日時は、最大3ヵ月表示に対応したカレンダーに記録され、マウスオーバーで付箋のタイトルを確認できる。
新たに搭載された「す〜ぱ〜メモ箋人Web」機能は、デスクトップの付箋情報を専用サイトと同期させることで、外出先からでも付箋を見られるようにするもの。付箋の一覧はもちろん、個々の付箋内容も確認できる。専用サイトから付箋を作成して、デスクトップ上の付箋に同期させることも可能だ(Web機能を利用するには、ユーザ登録とアカウント登録が必要)。
そのほかにも、
- 付箋をネットワーク内の他のコンピュータに送信する機能
- 誤ってログから消してしまった付箋を復元する機能
- 誤って削除しないように付箋を保護する機能
- 付箋のインポート/エクスポート機能
などがある。