「B's Recorder GOLD10 Premium」は、“定番”ライティングソフト「B's Recorder」シリーズの新バージョン。安定した動作、直感的に使える高い操作性、対応ドライブの多さなどで定評のある「B's Recorder」だが、新バージョン「10」では、ライティング機能に加え、「Cyberlink PowerProducer 5 Ultra」の同梱をはじめとした、さまざまなマルチメディア編集機能が搭載され、豪華な統合ソフトとなっている。

搭載された主なユーティリティは、

• CD/DVD/Blu-ray Discを作成できるライティングソフト「B's Recorder」
• Blu-ray対応のオーサリングソフト「Cyberlink PowerProducer 5 Ultra」
• 画像からスライドショウを作成できる「B's デジカメムービー」
• パソコンで再生されている映像と音声を保存できる「B's 動画レコーダー」
• iPod/PSP向けに動画を変換できる「B's 自動エンコーダ」
• メニュー付きDVD-Videoを作成できる「B's DVD Professional2」

「Cyberlink PowerProducer 5 Ultra」は、充実した機能が特徴のオーサリングソフト。高解像ビデオやスライドショウを手軽に作成できる。AVCHDを含む高解像度のビデオを編集し、音声にDolby Digital 5.1chを利用したBlu-ray Discのオーサリングも可能。操作は簡単。テンプレートを選択して、タイトルやビデオエフェクトを追加するなど、わずか数ステップの作業で本格的なビデオ作品を作れる。

「B's 動画レコーダー」では、YouTube、ニコニコ動画などにアップされた動画を録画し、iPod/PSPなどで再生できる形式に変換できる。再生されている動画/音声を保存する方式を採用し、さまざまな映像を録画することが可能だ。

そのほかにも「B's Recorder GOLD10 Premium」では、指定したフォルダ内の動画をiPod/PSP向けの形式に自動変換してくれる「B's 自動エンコーダー」、写真から簡単にスライドショウムービーを作成して、テロップやBGMを追加できる「B's デジカメムービー」が追加されている。

「B's Recorder」シリーズの原点である、ライティング機能も強化されている。新たに追加された機能は、

• 複数のCD/DVD/Blu-ray Discのデータを1枚にまとめて書き込める「まとめディスク」
• 携帯電話でチェックするのに便利な「書き込み終了後メール送信」
• 書き込み不要なファイルを拡張子やフォルダ単位で指定できる「ファイルフィルタ」

結論から言えば、その実力は健在だ。少なくとも筆者が使ってみた範囲では、以前のバージョンとの違和感のようなものは感じなかった。以前からの「B's Recorder」シリーズのユーザは安心してよいだろう。今後もこの状態が続くことを期待したい。

今回のバージョンアップの目玉は、「Cyberlink PowerProducer 5 Ultra」をはじめとする、動画周りのソフトが追加・同梱されたこと。これこそまさに「多数のソフトを抱えるソースネクストならでは」といってよい。使用できるソフトが多くても混乱しないよう、主要なソフトをすぐに選択できる「スタートパネル」が用意されているのもうれしい。「動画や音楽の編集からディスクメディアへの書き込みまで、それぞれの使いやすいソフトをひと通りまとめて揃えたい」という人にとっては悪くない選択肢だ。

「B's Recorder GOLD10 Premium」はその上位版で、Blu-rayのメニュー付きディスク作成機能などを搭載した「Cyberlink PowerProducer 5 Ultra」をまるごと同梱しています。高解像度の動画編集やBlu-ray Discのオーサリングを楽しみたい上級者の方にお勧めの製品です。

「B's Recorder」シリーズでは、今後もお客さまのニーズに沿った機能を提供できるよう新機能を検討してまいります。