「ひらがな練習帳」「アルファベット練習帳」のような文字書き練習シートを、簡単な操作で作成・印刷できるソフト。「文字書き練習シート印刷ソフト WtPractice」は、ひらがな、カタカナ、漢字などの好きな文字を、マス目を付けて印刷できるソフト。印刷された文字を手本に上からなぞって、文字書きの練習を行える。文字を印刷しないマス目を指定することも可能で、「手本を見ながら空白のマス目に文字を書き写す」といった練習もできる。
印刷する文字は、ユーザがフィールドに入力して指定する。例えば、ひらがなを印刷したければ、「あいうえおかきくけこ」のように、実際に印刷したい文字を入力すればよい。フィールドでは改行も適用される。「あいうえお」のあとに改行を入れれば、1行目の縦のマス目の残りは余白となり、「かきくけこ」が2行目から印刷される。
ひらがな、カタカナ、数字など、印刷する文字はユーザが自由に指定することが可能。子どもの文字練習に利用したり、難しい漢字を印刷して、漢字検定対策やペン字練習に利用したりできる。マスは1ページあたり、横縦それぞれ1〜100マスまで指定することが可能。マス目の高さや幅に合わせて、文字の大きさを自動調整する機能もある。フォントや文字色、マス目の線の色も指定できる。
文字は、縦書き/横書きに加え、「左右逆順に印刷」「上下逆順に印刷」を指定して印刷できる。縦書きでは用紙の右から印刷されるが、「左右逆順に印刷」を指定すれば、マス目の左から印刷されるようになる。「上下逆順に印刷」では、文字がマス目の下から印刷される。
用紙の背景に、好みの画像を配置して印刷することも可能。BMP/JPEG/GIF/PNG形式の画像ファイルを利用できる。文字の書き込みの邪魔にならないよう、画像の色を調整したり、透過色を設定したりもできる。「画像を用紙全体に印刷」「(画像の)アスペクト比を保つ」オプションを設定できるほか、背景色を設定することも可能だ。