「GoodSync（グッドシンク）」は、指定した二つのフォルダを解析し、一方に追加・変更・削除などがあった場合に、もう一方にも同様の処理を行って内容を同期させるソフト。コピーの方向を一方向にして、バックアップを取ることも可能。ネットワークドライブやリムーバブルメディアにも対応する。スケジューリング機能も備えている。

メイン画面には、処理対象として指定したフォルダが左右に表示される。「解析」を実行することで、対象フォルダの内容が解析・比較される仕組み。ファイルの追加や変更、削除がある場合は画面上に表示され、確認後「シンクロ（同期）」で処理を実行できる。バックアップの場合は、コピーの方向（左側から右側へ/右側から左側へ）を指定できる。

処理にはいくつかのオプションが用意されている。削除を伝播させないようにしたり、削除・置換されたファイルを前バージョンのファイルとして保存したりすることも可能。「ロックされたファイルをコピーするか」といった項目も用意されている。フィルタリング機能もあり、同期対象から除外するファイルや同期対象とするファイルを指定できるようになっている。フィルタにはワイルドカード（「*」「?」）を使用できる

特徴は、まず非常にわかりやすい画面デザイン。処理対象となるフォルダが左右に並び、両者の違いがひと目でわかる。ファイルはツリー表示されるので、位置も容易に把握できる。左右のフォルダも色分けされているので、きれいで見やすくなっている。操作も整理されており、すぐに使いはじめることができる。

オプションも豊富だ。除外ファイルなどのフィルタ機能もあり、隠しファイルやシステムファイルの除外も簡単で、処理を細かく指定して実行できる。さらに、そうした細かな処理はことさら意識しなくてもよいようになっている親切なソフトだ。

バックアップソフトとしても当然使えるようになっているのだが、一般的なバックアップソフトのように「バックアップ元/バックアップ先」という指定の必要がなく、二つのフォルダのどちらからでももう一方にコピーできるのは便利だと思う。センスのよさを感じさせるソフトだ。

さらに最近では、ファイルの同期の問題が発生しています。例えば、自宅と職場でパソコンを使用する場合、両方のパソコンのファイルを同じ状態に保ちたいというニーズがあります。さらにホームページをお持ちの方ならWebサーバ上のファイルとローカルのファイルを同期する必要があります。またネットワークストレージを設定してネット上にファイルを格納しておき、ネットワークを通してどこからでも一元的にファイルを管理するといった利用法も行われはじめています。

「GoodSync（グッドシンク）」は、従来からあるバックアップに対するニーズと、近年の同期に対するニーズの高まりに対する解決策として開発がスタートし、現在も継続して開発が行われています。

多様なファイルシステム、プロトコルに対応
「グッドシンク」はローカルファイルシステムに加え、FTP、WebDAV、Amazon S3、Windows Mobile機器に対応しています。

使い方の例
例えば、

• USBメモリを使って、職場と自宅のユーザファイルを同期する
• ローカルネットワークでつながっているノートパソコンとデスクトップパソコンのマイドキュメントフォルダを同期する
• ハードディスク上のマイドキュメントフォルダを他のパソコンやポータブルハードディスクにバックアップする

ちょっとセールスポイント
「グッドシンク」は、バージョンアップ無料です。一度の購入でずっとお使いいただけます。またWebベースの専用サポートシステムを用意することによって、みなさまからのお問い合わせやご要望にすばやく、確実にお応えできるようにしています。

今後のバージョンアップ予定
「グッドシンク」は、これからも絶え間ないバージョンアップを重ねてまいります。これは新しい技術が次々と登場する変化の激しいこの業界においては必須の事項です。そして、実際にご利用いただいている数多くのユーザからの貴重なフィードバックをもとに、より便利で、より堅牢で、よりみなさまに喜んでいただける「グッドシンク」へと改良を重ねてまいります。

どうぞ、みなさまの声をお聞かせください。いつでも大歓迎です。「グッドシンク」で安心のコンピュータライフをお楽しみください！