鬼から逃げまくりながらガッツとエースを獲得し、「エース」をねらえ！

「黒板物語 ACE」は、鬼から逃げ回りながらポイントを稼ぐ、という設定のアクションゲーム。白い顔文字風の5匹の鬼に捕まらないように、黄色い自機を操ってブロックに当たったり、アイテムを取ったりしてゆく。鬼に捕まることなく、いかに長い時間逃げ続けられるかがゲームの目的。最終的に「ガッツ」「エース」といったポイントに換算され、その合計値「純粋な心」がゲームの得点となる。自機が鬼に捕まるとゲームオーバー。

ガッツ、エースの各ポイントは、チョークやロックスターなどのアイテムを取ったり、自機がブロックに当たったりすることで加算される。ガッツ、エースのほかに「欲求不満度」という項目もあり、欲求不満度をためて100%に達すると、必殺技を発動できるようになる。

発動できる必殺技は「黒板消しどかーん」「おにごろし」の2種類

操作は簡単。自機をカーソルキーで移動させて、鬼から逃げればよい。エースが100ポイント以上たまっている場合は、スペースキーを押すと自機の移動スピードが2倍になる。欲求不満度100%で発動できる必殺技は、【V】キーの“ちょっと押し”で「黒板消しどかーん」、また【V】のキー長押しで「おにごろし」の2種類。黒板消しどかーんが鬼にヒットすると、鬼が画面外まで引きずられ、おにごろしのパンチが鬼にヒットすると、エースが1,000ポイント加算される。逃げた秒数、ガッツ、エースの各ポイント、欲求不満度は画面左上に常に表示されている。

60秒ごとに敵もスピードアップしてくるので、気が抜けない。バトルが高速になればなるほど、手がつりそうになるが、テンションもアップする。ポップなBGMと効果音が闘争心に拍車をかけ、気がつくと何度も何度もチャレンジしてしまっている。シンプルで簡単、かつ爽快な操作性も手伝って、中毒性は非常に高い。

鬼に捕まってしまい、結果画面に移動すると、総合ポイント（純粋な心）が表示される。ものすごく頑張ったのに低い点数しか出ないこともあれば、リラックスしながらやって点数が高いこともあるのが、このゲームの奥深さなのかもしれない。ガッツり挑戦して20,000点越えを狙うもよし、気軽にプレイして気分転換をするもよし。いろいろな鬼ごっこを、パソコンの画面で楽しんでほしい。

開発中に苦労した点
職業もプログラムに関連したものに就いているため、仕事でプログラム……その後に、帰宅してからもプログラムをするということが一番苦労しました。しかしながら、ゲームを好きだということや、「少しでも多くの人にプレイしてもらえるかも！」といったことを想像し、モチベーションを下げずに励みました。

ユーザにお勧めする使い方
例えばテレビを見ていて、次の番組がはじまる10分前などにプレイするのが一番のお勧めかもしれません。あるいは、買い物に出かける10分前など。5〜10分ほどの暇ができたときに、ちょこっとプレイしていただきたいです。

今後のバージョンアップ予定
バグが再現されない限りは、予定はありません。バージョンアップの可能性は低いですが、次回作はご期待いただいてもよろしいです！

気持ち（アピール）
少しでも多くの方に「黒板物語 ACE」をプレイしていただくことが私の一番の願いです。今回、こうしてレビュー掲載のチャンスをいただき、その自分の願いを手助けしていただけたことに喜び、感謝しています。このレビューを見ていただいて、もし興味を持たれたらプレイしてみてください。それが、自分のゲーム開発やゲームデザインの糧や励みになります。

常に謙虚に、よい方向を求めて勇往邁進してゆきます。よろしくお願いします！