カレンダー画面に直接、メモを入力できる月めくりカレンダーソフト。「新世紀!」は、日付欄の余白にメモや予定を入力できるシンプルな月間カレンダーソフト。紙のカレンダーに書き込むような感覚でメモを入力できる。入力したデータは自動的に保存され、ユーザが保存操作を意識する必要はない。各日付に画像を登録したり、月単位でカレンダーを印刷したりといったことも可能。好みで外観をカスタマイズすることもできる。
大きな特徴は、紙の月めくりカレンダーと同じような感覚で使えること。起動すると今月のカレンダーが表示され、カレンダー右上の「▲」「▼」ボタンのクリックか、【PageUp】/【PageDown】キーで月をめくれるようになっている。【Shift】キーを押しながらの場合は6ヵ月ジャンプできる仕組み。【F11】キーで今月に戻る。カレンダーは、平成元年から平成99年までに対応する。
日付欄の余白をクリックするとカレンダーに直接、メモを入力できる。入力したメモは、CSVファイルで自動保存される。1件のメモは「年」「月」「日」「記事」「画像パス」の5項目で構成される(このルールに合わせてデータを作成し、CSV形式で保存すれば、「新世紀!」のデータとして利用できる)。
印刷機能もある。用紙はA4サイズに対応し、「新世紀!」の表示サイズを問わず、自動的にA4に収まる大きさで横向きに印刷される。配色は「1色(黒)」「画面通りの色で印刷する」「画面通りの色だが、背景は塗らない」「4色(日曜・祝日:赤、土曜:青、特定日:ピンク、そのほか:黒)」から選択できる。
外観を細かくカスタマイズできることも特徴のひとつ。文字色や背景色、フォントを変更したり、「特定日」を目立つ色で表示したりできる。特定日は「×年×月×日」「毎年×月×日」「毎年毎月×日」「毎週×曜日」で設定することが可能。そのほかにも、和暦・西暦を選択したり、週のはじまりを日曜または月曜から選択したりすることも可能だ。
最大100枚の画像を日付欄に登録して表示する「デイリーアルバム」機能もある。カレンダーの日付部分をクリックすると、アルバムダイアログが開き、日付ごとに画像を登録できるようになる。画像が登録されている場合は、日付の下に「*」マークが付き、日付をクリックすると、画像が表示される。
月間カレンダーのほかに、年間カレンダーも同梱されている。「今年から±50年間」のカレンダーを表示することが可能で、指定した年の1月から12月までのカレンダーが一覧表示される。「1万年」チェックボックスをONにすれば、西暦1年から西暦10000年までの年間カレンダーが表示される。