エクスプローラなどの「送る」メニューからすばやく使える、軽快な画像ビューア。「送るせにょう」は、フォルダ単位での画像閲覧に適した画像ビューア。スライドショウで閲覧することもできる。対応する画像形式はBMP/JPEG/GIF/PNG。Susie Plug-inに対応し、プラグインを導入することで読み込める形式を増やせる。さらに、統合アーカイバプロジェクト仕様のAPIに準拠したDLL(UNLHA32/UNZIP32/CAB32/TAR32/UNGCA32/7-ZIP32)を導入することで、アーカイブファイルに含まれる画像を直接、閲覧できるようになる。
エクスプローラなどの「送る」メニューから起動すると、送った(選択した)画像と同時に、同じフォルダにある画像も読み込まれる(初期状態)。送った画像がビューアエリアに、(ビューアエリアに表示された画像を含む)フォルダ内の画像が画面下部にサムネイルで表示される仕組み(メイン画面や「送るせにょう」アイコンに画像をドロップしても、同じように動作する)。サムネイルをクリックすることで、ビューアエリアの画像を切り替えられる。画像表示は、拡大・縮小のほか、「右に90度回転」「角度指定(0/90/180/270度)」「画像反転(上下/左右)」が可能。スライドショウ機能もあり、表示間隔は0.5〜60.0秒の間でユーザが設定できる。
読み込んだ画像をファイルリストとして保存することも可能。設定により、同一フォルダ内のすべての画像を読み込まず、送ったファイルのみを読み込むようにすることもできる。また、複数の画像を「送る」と、送った画像だけが読み込まれるようになっている。画像のコピー、ファイルの削除(ごみ箱へ移動)、貼り付けといったファイル操作も行える。
マウスジェスチャやショートカットキーを設定することも可能。初期状態では、マウスジェスチャは「前のファイル」「次のファイル」だけが設定されているが、ファイルのコピー/貼り付け/削除など、ほとんどの機能を割り当てることができる。